Budget Amount *help |
¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Research Abstract |
2007年度では,反射型フォトセンサを用いたスイッチを試作し,まず指の動きを高感度に検出できるかどうかを検証した. 指の上下運動でコンピュータを操作する実験を行った結果, センサから指までの距離が3[mm]~8[mm]の範囲では, ほぼ100%の成功率で指の上下運動を検出できることがわかった. 2008年度では, 意識的なまばたきを安全かっ確実に検出できるように検出法を開発した. 提案した検出法の有効性を確認するために,コンピュータの操作実験を行った. その結果,スイッチが意図した通りに動作した割合"正反応率"は全被験者で平均91.6±0.92[%], スイッチが意図しない出力を発生させた割合"誤動作率"は平均1.2±0.83[%],正しく文字を入力できた割合"操作率"は平均97.9±1.65[%]であった. 正反応率が高く,かつ誤動作率が低かったことから, 提案した検出法は,意識的なまばたきを安定かっ確実に検出できることが明らかとなった.さらに操作率が平均97.9[%]と高かったことから, 本操作スイッチを用いれば, 意識的なまばたきにより正確に文字入力できることが実証された.
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