Project/Area Number |
19510027
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Environmental impact assessment/Environmental policy
|
Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
YOKOHATA Yasushi University of Toyama, 大学院・理工学研究部・理学領域, 准教授 (60222387)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
KANEKO Masami 酪農学園大学, 環境システム学部, 教授 (00347767)
YOKOTA Masatsugu 琉球大学, 海洋自然科学科, 教授 (90166885)
HOSHINO Buho 酪農学園大学, 環境システム学部, 准教授 (80438366)
|
Project Period (FY) |
2007 – 2008
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
|
Budget Amount *help |
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2008: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
|
Keywords | 環境分析 / 動物 / 植物 / 生態学 / 野生化ヤギ / 島嶼生態系 / リモートセンシング / 固有生物 / 自然保護 / 高解像度衛星画像 / 外来種問題 / 航空写真 |
Research Abstract |
航空写真(1978年)および高解像度人工衛星イコノス(2000年)、Quickbird(2004、2006年)およびALOS(2007年)の衛星画像を分析した。1978、2000、2006年の画像を用いて3次元立体化画像の観察と裸地面積の推定を行い、裸地の増加や崖崩れの発生などの状況を具体的に把握した。ALOS画像による植生指数値(NDVI)の分布の分析により、裸地化に至っていない森林にもヤギの影響が及んでいることが示され、場所ごとの違いが把握された。これらの結果とヤギによる変化のなかった時期に作成されていた植生図(新納・新城、1980)との比較照合によって、ヤギの影響を特に強く受けている植生区分が特定された。以上の研究成果は第55、56回日本生態学会、第31回日本土壌動物学会、第14回日本野生生物保護学会で発表され、論文などで公表されたほか、今後さらに学術論文として順次公表してゆく予定である。本研究の成果は、新聞、テレビなどのマスメディアでも繰り返し取り上げられ、関心を呼んだ。本研究の成果発表にともない、2008年3月に石垣市議会が政府に野生化ヤギの対策を要請している。
|