Control of Tacticity by Vapor-phase Surface Assisted Polymerizatio(VASP)

• Project/Area Number: 19750101
• Research Category: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• Allocation Type: Single-year Grants
• Research Field: Polymer chemistry
• Research Institution: Kinki University
• Principal Investigator: ANDO Yoshito Kinki University, 分子工学研究所, 助教 (90446013)
• Project Period (FY): 2007 – 2008
• Project Status: Completed (Fiscal Year 2008)
• Budget Amount: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥240,000); Fiscal Year 2008: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000); Fiscal Year 2007: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,600,000)
• Keywords: ラジカル重合 / 表面開始重合 / 気相重合法 / 立体規則性 / 光学活性 / 高分子薄膜

Research Abstract

本研究では気化させたモノマーを重合に利用する気相重合法を用いて従来の溶液重合法に比べ、モノマーの飽和蒸気圧を制御することによって反応系中の分子運動を物理的に抑制出来ることに着目し、これまでに例のない気相重合による高次構造が制御された表面処理技術の確立を目的におこなった.本計画において気相重合により得られるポリマーの立体規則性について溶液重合との比較検討を行った結果、気相重合により得られる薄膜の立体規則性は固-気界面の影響を受けていることがわかった.以上の結果、基板となる固体表面を選択することで薄膜の物理的性質が変化すると考えられ、機能性薄膜の新しい構築法として期待される.

Research Products

• [Presentation] 固-気界面を利用したメチルメタクリラートの気相重合 (2009)
  • Author(s): 安藤義人、稗田基起、西田治男、遠藤剛
  • Organizer: 第58回高分子学会年次大会
• [Presentation] 表面開始ラジカル重合による高分子構造への影響 (2008)
  • Author(s): 安藤義人
  • Organizer: 第57回高分子学会年次大会
  • Place of Presentation: パシフィコ横浜(神奈川県)
  • Year and Date: 2008-05-30
• [Presentation] 表面開始ラジカル重合による高分子構造への影響 (2008)
  • Author(s): 安藤義人、西田治男、遠藤剛
  • Organizer: 第57回高分子学会年次大会
• [Presentation] 表面開始気相重合によるスイッチング機能表面の構築 (2007)
  • Author(s): 安藤 義人
  • Organizer: 第56回高分子討論会
  • Place of Presentation: 名古屋工業大学(愛知県)
  • Year and Date: 2007-09-21
• [Presentation] 表面開始気相重合によるスイッチング機能表面の構築 (2007)
  • Author(s): 安藤義人、鄭在文、金子正雄、西田治男、遠藤剛
  • Organizer: 第56回高分子学会討論会