Project/Area Number |
19H01628
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09010:Education-related
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Research Institution | Bukkyo University |
Principal Investigator |
矢野 智司 佛教大学, 総合研究所, 研究員 (60158037)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
服部 憲児 京都大学, 教育学研究科, 准教授 (10274135)
石井 英真 京都大学, 教育学研究科, 准教授 (10452327)
西岡 加名恵 京都大学, 教育学研究科, 教授 (20322266)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥17,160,000 (Direct Cost: ¥13,200,000、Indirect Cost: ¥3,960,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2020: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2019: ¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
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Keywords | 教育評価 / 資質・能力 / 授業 / 評価 / マネジメント / 教員研修 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、各学校現場において、現代社会において求められる「資質・能力」を児童・生徒に育成する教育改善を促進するために、教師たちに必要となる力量を保障する教員研修プログラムを開発することを目的とする。具体的には、「資質・能力」育成に関わる教育改善や教師の力量形成についての国内外の研究・政策・実践の動向に関して調査するとともに、研究協力校や協力教育委員会と連携しつつ教員研修プログラムを開発する。それらを集約することによって研修プログラムを開発し、京都大学大学院教育学研究科E.FORUMにて提供する。さらに、それらの成果について国内外の学会や著書等で発信する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、各学校現場において、変化の激しい現代社会を生きるために必要な「資質・能力」を児童・生徒に育成する教育改善を促進するために、教師たちに必要となる力量を保障する教員研修プログラムを開発することを目的としている。2022年度は主に下記の活動に取り組んだ。 1)研究テーマに関し、国内外の理論と実践を調査した。また、その成果を著書や雑誌記事などにまとめた。 2)これまでの研究成果を活かしつつ、また研究協力者のご協力も得て、次の研修を提供した。①「スクールリーダー育成のためのオンライン・リレー講座」を提供した。具体的には、「教育改革の最新動向と授業づくりの課題」「精神分析から考える教育」「障碍と発達に関する基礎知識」「批判的思考力とリスクリテラシー」「カリキュラム改善の進め方――パフォーマンス評価をどう活かすか」のテーマを扱った。②オンラインコース「教育評価の基礎講座」2022を配信した(2020・2021年度のコンテンツの再配信)。③オンライン研修「学校教育におけるICT活用の基礎講座」の配信を継続し、受講者に対して、フォローアップ調査を行った。 3)研修内容を活かした実践に取り組んでおられる先生方にご参加いただく「実践交流会」を8月と3月に開催し、研修受講者の皆さまに一層深い研修内容を提供するとともに、実践現場で生み出されている成果と課題について調査する機会とした。 4)上記2番・3番の研修参加者には、E.FORUMで開設している「E.FORUM Online(会員登録、掲示板、データベースの機能を有する)」への登録を推奨し、研修成果を活かしたフィールドでの活動内容、成果と課題について、交流していただいた。また順次、E.FORUMのホームページ(https://e-forum.educ.kyoto-u.ac.jp/)を更新し、研究成果を普及した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナ禍の影響で、2022年度も対面による研修を提供する機会は限られることとなった。しかしながら、引き続き、オンライン研修を積極的に提供することで、全国の参加者に研究的な知見を発信することができた。また、実践交流会については久しぶりに対面で開催することができ、研修受講者から研修内容へのフィードバックや新たなニーズについて聞き取ることができた。 さらに2022年度は、研究成果をまとめた著書として、『絵本のなかの動物はなぜ一列に歩いているのか』『フランスの教員養成制度と近年の改革動向』などを刊行することができた。これは大きな成果と言えよう。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は、「全国スクールリーダー育成研修」を対面で開催する予定である。そこでは、chatGPTなどのAI技術の進展を踏まえた教育の在り方や、コロナ禍で増加している不登校などについて検討するため、研究協力者に知見を提供いただく予定である。また、共同研究の成果をまとめた著書『世界と日本の事例で考える学校教育×ICT』も刊行予定である。
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