Project/Area Number |
19K01955
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 07090:Commerce-related
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Research Institution | University of Marketing and Distribution Sciences |
Principal Investigator |
秦 洋二 流通科学大学, 商学部, 教授 (70512698)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森藤 ちひろ 関西学院大学, 人間福祉学部, 教授 (10529580)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2021: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2020: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | サービス / サービス提供者 / 製造業者のサービス化 / 価値創造 / 価値共創 / 製造業のサービス化 / エージェンシー理論 / エージェント / インタビュー調査 / 品質評価 / スイッチング / 購買行動 / モノ / 品質 / 評価 |
Outline of Research at the Start |
本研究は事前サービス及びそのサービス提供者に対する消費者の評価が事後のモノの購買行動に及ぼす影響を明らかにすることを目的としている。モノの購買前に消費者がサービスを受けた場合,そのサービスに対する評価が購買を勧められるモノの評価に影響すると考えられる。本研究は,事前サービスを提供された場合の消費者のモノ購買のプロセスを明らかにし,サービス提供の有効度の違いに応じた,適切なマーケティング戦略の提言を行うことを研究目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,消費者のサービス購買行動とモノ購買行動の相互作用を明らかにすることを目的に構想されたものである。具体的には,モノ購入時点を起点として,それより以前に受けたサービス及びそのサービス提供者に対する消費者の評価が,事後のモノの購買行動に及ぼす影響を明らかにすることを目的としている。今年度は,事前サービスの品質評価軸と満足の関係について考察するため,サービス提供と消費者評価に関連する研究のレビューを行っている。 先行研究では,特に製造業のサービス化の議論の中でモノ購買の後に提供されるサービスについて分析・考察が行われてきた。製造業のサービス化にはいくつかのパターンがあり,具体的にはモノ製品に付随するサービスを提供するパターンや,製造業者がサービス事業に乗り出すパターンなどである。モノ製品に付随するサービスとは,モノ製品を購買後にいわゆるアフターサービスを提供するものであり,製造業者が新しい提供価値を創造するための手段として機能していることなどが明らかにされている。製造業がサービス業に参画する場合は,既存事業と全く関係ない分野に進出する場合と,既存事業とのシナジーが得られる隣接分野に進出する場合がある。 今年度は製造業者に対するインタビュー調査を行い,内容を整理した上で,次年度に予定しているアンケート調査のための仮説の導出を試みている。具体的な調査先としては,木材の製材業者を取り上げている。製材業者に注目した理由は,業界の環境変容が急速に進み,サービタイゼーションの動きが顕著に見られる業界であるためである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2022年度は特に前半はコロナウイルス感染拡大の影響もあり,調査のための移動等にも大きな影響が出た。また家族や自分自身がコロナウイルスに感染したことで,外出禁止になったこともあり,研究の進捗状況は悪かった。次年度に向けて調査計画を修正し,実施していきたい。
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Strategy for Future Research Activity |
研究進捗に最も重大な影響を及ぼしたコロナウイルスについては,2023年5月から感染症5類に分類変更され,今後は研究への影響はなくなると考えている。そのため可及的速やかに研究計画の修正を行い,データ収集と分析を精力的に行っていく考えである。
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Report
(4 results)
Research Products
(8 results)