外科系病棟看護師へのe-learningによる術後疼痛管理教育システムの開発
Project/Area Number |
19K10876
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Yamanashi Prefectural University |
Principal Investigator |
遠藤 みどり 山梨県立大学, 看護学部, 教授 (90279901)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井川 由貴 山梨県立大学, 看護学部, 准教授 (20453053)
山本 奈央 山梨県立大学, 看護学部, 講師 (30509427)
高取 充祥 山梨県立大学, 看護学部, 助教 (60781383)
奥津 康祐 国際医療福祉大学, 赤坂心理・医療福祉マネジメント学部, 講師 (50596327)
中込 洋美 山梨県立大学, 看護学部, 講師 (10433202)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2019: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 周術期看護 / 術後疼痛管理 / e-learning |
Outline of Research at the Start |
外科系病棟看護師の周術期疼痛管理に対する実践能力を向上し、患者の安楽な療養生活を保障するには、多くの臨床看護師が術後疼痛管理実践について自己の学習スタイルや学習時間に応じた学習できる教育方法の工夫が必要であるため、自己学習方法としてのe-learningの教育システムを構築・導入し、効果を実証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、周術期看護に携わる外科系看護師の術後疼痛に対する問題解決能力の育成を目指し、看護師の術後疼痛管理に関する継続学習に即したe-learningによる教育システムを開発することを目的とした。e-learningは総論・各論・統合の3部構成で、学習管理システム(Leaf lightning)の活用により、総論・各論は動画による状況設定と問題から構成されている。総論は『トータルペインの理解』で4つの学習目標から構成されている。各論は『実践的アプローチ』で、3つの学習目標から構成されている。統合は事例を活用した『統合』で、2つの学習目標から構成されている。各学習目標の達成に向けた教育内容(コンテンツ)ごとの動画には看護師の看護実践能力のラダーに即した新人、中堅、ベテランの看護師を登場人物としてキャラクターを設定し、e-learningのプロセスで獲得すべき知識・技術に加え、登場人物の人間的かつ看護専門職としての成長を捉えられるものとした。最終年度として、研究者間での全人的な痛みとしての術後疼痛の概念の統一化、各コンテンツの動画中での登場人物のキャラクターの整合性等について最終調整を図り、e-learningが完成できた。研究開始2年目かCOVID-19感染拡大と蔓延化によって、定例会議の開催ができず研究遂行に時間を要したが、 周術期看護に携わる外科病棟看護師、急性・重症患者看護専門看護師、緩和ケア認定看護師、急性期病院の看護管理者からも看護師のラダーに合わせた教育研修の一助になることの評価を得ている。
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Report
(5 results)
Research Products
(1 results)