日本で働くベトナム人看護師、介護福祉士、その候補生に対する有効な認知症教育の検討
Project/Area Number |
19K10965
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Shijonawate Gakuen University |
Principal Investigator |
三浦 藍 四條畷学園大学, 看護学部, 准教授 (10438252)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
甲村 朋子 東京医療保健大学, 看護学部, 准教授 (70342136)
瀧尻 明子 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 講師 (70382249)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | ベトナム / 看護師 / 介護士 / 介護留学生 / 認知症 / EPA介護士 / 介護福祉士 / EPA |
Outline of Research at the Start |
本研究では、ベトナムでの看護教育機関の教員と共同で、日本で働くベトナム人看護師や介護福祉士、ならびに看護・介護の教育機関に在籍するベトナム人学生を対象に認知症に関する認識調査を実施する。また、同教育機関の教職員に対して、ベトナム人学生に対する認知症教育に関しての面接調査を実施する。それらの調査結果をもとにベトナムの看護教育機関において、認知症に関する 集中講義を実施し、その教育効果を検証する。以上をふまえ、最終的には日本で働くベトナム人看護師・介護福祉士の教育やベトナムにおける高齢者看護学教育について提言を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
2022年度については、COVID-19の影響により研究を進めることが困難であった。特に以下の2点が研究進捗上大きな問題となった。 1.研究協力者の来日が不可能:本研究は、日本で働くベトナム人看護師および介護士ならびにその候補生(介護留学生も含む)に対して、ベトナム本国の看護学研究者らと協働してインタビュー調査を行うことがポイントであった。しかし、入国規制や入国後の隔離期間等を勘案するとインタビューのためにベトナム本国の看護学研究者を招くことは不可能であった。 2.研究対象者との接触が困難:本研究の研究対象者はベトナム人看護師および介護士ならびにその候補生(介護留学生も含む)であるが、彼らの多くは医療機関もしくは高齢者施設に勤務している(介護留学生もその多くが高齢者施設等でアルバイトをしている)。周知のとおり、医療機関や高齢者施設は、2020年度春よりCOVID-19感染予防のため、部外者の立ち入りや交流を大幅に制限しているため、調査を実施することは不可能であった。 但し、世界の感染状況や社外国の対応ならびに日本国の方針を鑑み、COVID-19が感染症法上、5類に引き下げられた後に速やかに研究を実施するべく、2023年2月末にホーチミン市のファムゴックタック医科大学を訪問し、来日調査の打ち合わせの最終確認を実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2022年度については、COVID-19の影響により研究を進めることが困難であった。特に以下の2点が研究進捗上大きな問題となった。 1.研究協力者の来日が不可能:本研究は、日本で働くベトナム人看護師および介護士ならびにその候補生(介護留学生も含む)に対して、ベトナム本国の看護学研究者らと協働してインタビュー調査を行うことがポイントであった。しかし、入国規制や入国後の隔離期間等を勘案するとインタビューのためにベトナム本国の看護学研究者を招くことは不可能であった。 2.研究対象者との接触が困難:本研究の研究対象者はベトナム人看護師および介護士ならびにその候補生(介護留学生も含む)であるが、彼らの多くは医療機関もしくは高齢者施設に勤務している(介護留学生もその多くが高齢者施設等でアルバイトをしている)。周知のとおり、医療機関や高齢者施設は、2020年度春よりCOVID-19感染予防のため、部外者の立ち入りや交流を大幅に制限しているため、調査を実施することは不可能であった。 また、昨年度はオンラインでのインタビュー調査を検討したが、ベトナム側の看護研究者ならびに研究対象者がオンラインインタビューの環境を整えることが難しかったため、断念することとなった。なお、研究代表者を含め、調査者全員がワクチン接種を完了することはできた。
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Strategy for Future Research Activity |
世界の感染状況や社外国の対応ならびに日本国の方針を鑑み、COVID-19が感染症法上、5類に引き下げられた後に速やかに研究を実施するべく、2023年2月末にホーチミン市のファムゴックタック医科大学を訪問し、来日調査の打ち合わせの最終確認を実施した。 2023年7月26日~2日の間にベトナム側研究者が来日し、ベトナム人の働く病院ならびに介護施設および介護留学生を受け入れている介護専門学校でインタビュー調査を実施する予定である。
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Report
(4 results)
Research Products
(1 results)