助産基礎教育における分娩期の異常の臨床判断力を育成する教育方法の開発と効果検証
Project/Area Number |
19K11083
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Toyama Prefectural University |
Principal Investigator |
松井 弘美 富山県立大学, 看護学部, 教授 (70515725)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
笹野 京子 富山大学, 学術研究部医学系, 准教授 (60363868)
齊藤 佳余子 富山大学, 学術研究部医学系, 助教 (60401808)
工藤 里香 富山県立大学, 看護学部, 准教授 (80364032)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2020: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2019: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 助産基礎教育 / 分娩期 / 臨床判断力 / 教育方法 / 助産師基礎教育 |
Outline of Research at the Start |
今日、妊産婦のハイリスク化に伴い、助産師には周産期における正常から異常への移行の予測・判断、対応を的確に実践する臨床判断力が求められている。助産基礎教育においては分娩期の異常発生時の判断・対応に関する到達目標が提示されたが、本邦の助産基礎教育は、これまで正常分娩の対応を学習の到達度としており、分娩期の異常に関する判断力を育成する教育内容・方法の開発が喫緊の課題である。 異常発生時の状況、助産師に必要な能力、ハイリスク妊産婦の分娩期ケア時の助産師の感情・思考・行動の特徴を踏まえ、助産基礎教育における分娩期の異常の臨床判断力を育成する教育方法を開発し効果を検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、1.昨年度作成段階であった臨床判断モデルの完成、2.昨年度情報収集段階であった分娩期の異常に対する臨床判断力を育成する教育方法の開発を計画した。 1.研究者間で検討を重ね、助産師の臨床判断モデルを完成させた。 2.臨床判断モデルに基づき、気づきと臨床推論に焦点を当てた、教育方法について作成段階である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染流行の影響により、研究協力施設への出入りが困難な状況があった。加えて、研究対象者である助産実践能力習熟段階レベルⅢの助産師は、直接分娩介助をする機会が少なく、分娩期の異常の臨床判断力に関するデータの収集が困難な状況であった。このことより、データ収集の期間が長くなり、臨床判断モデルの作成が遅れた。
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Strategy for Future Research Activity |
現在作成している臨床判断モデルに基づく教育方法を開発する。
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Report
(4 results)
Research Products
(4 results)