クチコミ/eクチコミがスポーツ消費者行動における意思決定に及ぼす影響
Project/Area Number |
19K11456
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59020:Sports sciences-related
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
二宮 浩彰 同志社大学, スポーツ健康科学部, 教授 (50284782)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | クチコミ / eクチコミ / スポーツ観戦者 / FIFAワールドカップ / SNS / 入手経路 / 発信経路 / 観戦意図 / 年齢層別 / スポーツ観戦経験 / 情報入手経路 / クチコミ情報 / 効果 / マラソン / オンラインマラソン / マラソン経験 / クチコミ送り手 / 参加意図 / ランナー / 性別 / 意思決定 / スポーツ消費者 / スポーツ関与 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、クチコミ/eクチコミによる情報がスポーツ消費者行動の意思決定に及ぼす影響を分析することによって、スポーツ参加やスポーツ観戦に至る行動を実証研究により解明することを目的とする。 本研究においては、スポーツ消費者のクチコミ/eクチコミ行動のプロセスに着目し、スポーツ参加やスポーツ観戦の意思決定に及ぼす影響を分析することによって、送り手と受け手の双方向からクチコミ/eクチコミの受発信行動のメカニズムを探究することを目指している。
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Outline of Annual Research Achievements |
「みるスポーツ」のケーススタディでは、FIFAワールドカップカタール2022大会をテレビ視聴、または動画配信サービス視聴をしたスポーツ観戦者を対象として、クチコミ/eクチコミにかかわるスポーツ消費者行動調査研究を行った。本調査は2022年12月22日に実施し、520のサンプルを得ることができた。 FIFAワールドカップカタール2022大会のクチコミ情報の入手経路について分析した。クチコミでは、家族との会話が54.8%でもっとも多く、友人との会話が33.5%、同僚との会話が22.9%、ファン同士との会話が6.3%と続いている。eクチコミでは、SNSの個人による投稿が25.0%であり、ウェブサイト上の個人による投稿が9.4%であった。 FIFAワールドカップカタール2022大会のクチコミ情報は、観戦することを決めるにあたって決断に影響を与えたかについて分析した。非常にそう思うが5.2%、そう思うが5.4%、ややそう思うが22.5%、どちらでもないが24.4%、あまりそう思わないが22.2%、そう思わないが11.6%、全くそう思わないが8.6%であった。 FIFAワールドカップカタール2022大会のクチコミ情報の発信経路について分析した。クチコミでは、家族との会話が40.4%でもっとも多く、友人との会話が27.1%、同僚との会話が20.2%、ファン同士との会話が5.6%と続いている。eクチコミでは、SNSの個人による投稿が14.6%であり、ウェブサイト上の個人による投稿が5.0%であった。 4年後の2026FIFAワールドカップの観戦意図を分析した。非常にそう思うが20.8%、そう思うが26.4%、ややそう思うが28.0%、どちらでもないが16.5%、あまりそう思わないが4.2%、そう思わないが2.0%、全くそう思わないが2.0%であった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染症の影響により、プロバスケットボール観戦者を対象とした調査研究を実施することが困難となった。 そのため、調査対象をプロバスケットボール観戦者からからFIFAワールドカップカタール2022大会をテレビ視聴、または動画配信サービス視聴をしたスポーツ観戦者へ変更した。 調査対象がスポーツ観戦者であることに変わりはないが、直接観戦とは異なる間接観戦を取り上げることになり、調査内容を変更して研究を進めている状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の研究では、送り手であるスポーツ観戦者によるクチコミ/eクチコミによる情報が、受け手であるスポーツ観戦者のスポーツイベント観戦の意思決定に及ぼす影響を分析することである。 「みるスポーツ」のケーススタディとしては、FIFAワールドカップカタール2022大会をテレビ視聴、または動画配信サービス視聴をしたスポーツ観戦者のクチコミ/eクチコミ行動とFIFAワールドカップの次大会の観戦意図について分析する。
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Report
(4 results)
Research Products
(10 results)
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[Book] 「趣味に生きる」の文化論2021
Author(s)
宮入 恭平、杉山 昂平編、二宮浩彰
Total Pages
202
Publisher
ナカニシヤ出版
ISBN
9784779514616
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