Assessment of left atrial fibrosis by high resolution LGE MRI
Project/Area Number |
19K17534
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 53020:Cardiology-related
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
加藤 真吾 横浜市立大学, 附属病院, 講師 (90812511)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 心房細動 / MRI / 遅延造影 / アブレーション / 再発 / 心不全 / 心臓MRI / 左房線維化 / 拡張機能 |
Outline of Research at the Start |
本邦では、高齢化が世界で類を見ないスピードで進行しており、心不全の有病率は急上昇している。心不全患者において左室拡張機能は主要な病態の一つであり、正確な評価が重要である。現在、左室拡張機能の指標として心臓超音波検査が用いられているが、再現性が必ずしも高くないため、信頼性の高い左室拡張機能の評価法の開発が求められている。本研究の目的は、心不全患者と心房細動患者を対象に高解像度3次元遅延造影MRIを用いて、左房心筋線維化の評価を行い、拡張機能障害の指標としての有用性や疾患重症度との関連性を検討し、新しい左室拡張機能のイメージングマーカーを開発することである。
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Outline of Annual Research Achievements |
現時点でカテーテルアブレーションの予定された心房細動患者約204名、心不全患者約180名のデータ収集を完了した。心房細動患者のデータについては目標の200例のデータ収集を完了した状況である。心不全患者のデータ収集に関しては目標の400例から大きく遅れている状況である。今後、心不全患者のデータ収集のスピードを上げる必要性があるがコロナ感染による影響などで計画通りに進行していない。心房細動患者のデータに関しては150例の解析が現時点で終了しており、主要な結果は以下の通りである。カテーテルアブレーション施行後の心房細動の再発症例30名、非再発症例120名を比較すると、高解像度左房LGEにおける高信号域(左房全体の信号値の1SDよりも高いvoxelの体積)、すなわち左房の線維化を示唆する領域は再発群が非再発群と比較して有意に高い結果となった(12.8+/-4.3cc vs.8.5+/-2.8cc, p<0.001)。また、再発予測に関するROC解析を行うと、高解像度左房LGEの高信号はROC曲線下面積=0.76(95%CI=0.64-0.87)でアブレーション後の再発を予測可能であった。このような結果より、高解像度左房造影LGEは心房細動アブレーション術前に撮像することによって、心房細動アブレーション施行後の再発を予測可能な、非侵襲的なイメージングマーカーとしての有用性が示唆される結果が得られている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ感染による影響のため、心不全患者のエンロールが遅れているため。
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Strategy for Future Research Activity |
今後、心不全患者のデータ収集のスピードを上げる必要性があるがコロナ感染による影響で計画通りに進行していない。心房細動患者のデータに関しては論文執筆を進める予定である。
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Report
(4 results)
Research Products
(2 results)
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[Presentation] Hyperenhancement of Left Atrial Wall Detected by 3D-High Resolution Late Gadolinium Enhanced Magnetic Resonance Imaging in Patients with Atrial Fibrillation2020
Author(s)
Minako Kagimoto, MD, Shingo Kato, MD, PhD, Sho Kodama, MD, Keigo Hayakawa, MD, Mai Azuma, MD, Kohei Iguchi, MD, Masahiro Fukuoka, MD, PhD, Kazuki Fukui, MD, PhD, Tae Iwasawa, MD, PhD, Daisuke Utsunomiya, MD, PhD, Masami Kosuge, MD, PhD, Kazuo Kimura, MD, PhD, Kouichi Tamura, MD, PhD
Organizer
第84回 日本循環器学会学術集会
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