Project/Area Number |
20H00819
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1190:Special needs education-related
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Research Institution | Matsue National College of Technology |
Principal Investigator |
Kawami Masaharu 松江工業高等専門学校, 実践教育支援センター, 技術職員
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Project Period (FY) |
2020-04-01 –
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2020: ¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
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Keywords | 特別支援教育 / AIスピーカー / 特別支援 |
Outline of Research at the Start |
肢体不自由な方が生活に必要な機器などを自立して操作するための支援ツールを研究・開発するため、特別支援学校において必要な機器や局面・環境について事前調査を実施し、調査結果を元に機器を操作するための制御システムを試作する。これまでは個々の症状により特化した入力装置が必要であったが、AIスピーカーを利用することで汎用的な機器構成が可能となるため、AIスピーカーと連動する機器制御回路を試作し、特別支援学校での試用と検証を実施する。
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Outline of Final Research Achievements |
肢体不自由な方が生活に必要な機器などを自立して操作するためには、多くの場合、個々の症状により特化した入力装置が必要となる。しかしAIスピーカーを利用して音声で操作を入力することが出来れば、汎用的な機器構成が可能となる。本研究では制御対象の機器として、植木鉢への水やりに使用する電動ポンプ付き水差しを対象とし、試作したAIスピーカーに水やりを「する/しない」の命令を声で発すると、AIスピーカーに組み込んだ赤外線LEDから命令コマンドを送信し、これを機器制御モジュールで受信する。受信した命令コマンドにより、水差しのスイッチON/OFFを行う仕組みを構築した。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
一般的に肢体不自由な方が機器を自立して操作するためには、個々の症状に対応させた高額で特殊な入力装置が必要となる。これに代わる機器操作のための入力手段として、AIスピーカーに着目した。これは音声認識により発声する言葉を文字列に変換できるため、この文字列を操作命令信号に変換して機器を操作可能となり、これまで難渋していた手足等による操作からの解放が期待できる。
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