Project/Area Number |
20K08095
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 52040:Radiological sciences-related
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Research Institution | Central Institute for Experimental Animals |
Principal Investigator |
小牧 裕司 公益財団法人実験動物中央研究所, ライブイメージングセンター, 室長 (10548499)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | rs-fc MRI / MRIコネクトーム解析 / 安静時機能的MRI / MRI |
Outline of Research at the Start |
本研究は、精神・神経疾患を対象とした薬効評価試験のためのrs-fc MRIを確立することを目的とする。そのために、中枢神経系作用薬投与前後の脳活動ネットワークをrs-fc MRIを用いて全脳網羅的に解析する。中枢神経系作用薬が脳活動ネットワークへ与える影響を明らかにするとともに、新薬開発における標準対照群データセットとして活用することを目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本申請は、”精神・神経疾患を対象とした薬効評価試験のためのresting state functional connectivity Magnetic Resonance Imaging(rs-fc MRI)を確立すること“を目的とする。そのために、中枢神経系作用薬投与前後の脳活動ネットワークをrs-fc MRIを用いて全脳網羅的に解析する。中枢神経系作用薬が脳活動ネットワークへ与える影響を明らかにするとともに、新薬開発における標準対照群データセットとして将来的に活用することを目指す。 統合失調症は成人の有病率が約1%とされる普遍的な精神疾患の一つであり、その発症機序は不明である。統合失調症の病態には未解明な点が多く、ドパミン仮説が存在する。陽性症状は中脳辺縁系のドパミン作動性神経機能の亢進に関連しており、陰性症状および認知障害は中脳皮質系のドパミン作動性神経機能の低下に関連していると考えられる。また、抗精神病薬の副作用としてもドパミン神経系が関与しており、それらの病態や薬物作用の発現における脳全体の把握が重要となる。 2022年度は、統合失調症モデルマウスを対象にMRIコネクトーム解析を行い、病態解明や抗精神病薬の作用機序解明に取り組んだ。統合失調症モデルマウスを対象としてN=3 x 4群のpilot studyが行われ、初期の解析結果から統合失調症特異的な領域が同定された。2023年度には、個体数を増やしてより詳細な解析を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2022年度は、統合失調症モデルマウスを対象にMRIコネクトーム解析を行い、病態解明や抗精神病薬の作用機序解明に取り組んだ。統合失調症モデルマウスを対象としてN=3 x 4群のpilot studyが行われ、初期の解析結果から統合失調症特異的な領域が同定された。 当初の計画では2022年度が最終年度であったが、新型コロナウィルスに関連した影響で業務が滞った期間があり、期間の延長をした。2023年度には、個体数を増やしてより詳細な解析を行う予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
実測データによる検証について遅れが出たものの、1年の延長で当初の目的を達成する予定である。2023年度は、統合失調症モデルマウスを対象にMRIコネクトーム解析について個体数を増やしてより詳細な解析を行う予定である。
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Report
(3 results)
Research Products
(16 results)
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[Journal Article] Multimodal analyses of a non-human primate model harboring mutant amyloid precursor protein transgenes driven by the human EF1α promoter.2022
Author(s)
Yoshimatsu S, Seki F, Okahara J, Watanabe H, Sasaguri H, Haga Y, Hata JI, Sanosaka T, Inoue T, Mineshige T, Lee CY, Shinohara H, Kurotaki Y, Komaki Y, Kishi N, Murayama AY, Nagai Y, Minamimoto T, Yamamoto M, Nakajima M, Zhou Z, Nemoto A, Sato T, Ikeuchi T, Sahara N, Morimoto S, Shiozawa S, Saido TC, Sasaki E, Okano H
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Journal Title
Neuroscience Research
Volume: 185
Pages: 49-61
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Open Access
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