成長期骨代謝に与える身体運動刺激と咀嚼刺激の相乗作用:血中ホルモン動態に着目して
Project/Area Number |
20K10222
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57070:Developmental dentistry-related
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
清水 康広 東京医科歯科大学, 歯学部, 非常勤講師 (60631968)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松本 芳郎 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 講師 (20292980)
青木 和広 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (40272603)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 顎骨成長 / 身体運動刺激 / 軟食飼育 / 咀嚼刺激 / スクレロスチン / 顎骨形態 |
Outline of Research at the Start |
これまで我々は、成長期における咬合刺激の低下に伴い顎骨の骨量が低下すること、さらに成長期マウスの咬合刺激低下モデルにおいてストレスホルモンの上昇を介して下肢骨の骨量が減少する可能性を報告してきた。 さらに我々は近年、成長期の身体運動刺激が下顎骨の形態変化に影響を与える可能性を明らかにした。 今回の目的は、成長期の骨代謝に影響を与える咀嚼運動および身体運動の関連を探ることである。
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Outline of Annual Research Achievements |
これまで我々は血中スクレロスチン濃度の動態変化を観察しながら、成長期における軟食飼育マウスモデル(咀嚼刺激低下モデル)および身体運動刺激マウスモデルを使用し、身体運動刺激は咀嚼刺激と比較して下顎骨形態へ異なる影響を与える可能性を明らかにしてきた。 下顎骨を下顎頭、臼歯部周囲歯槽骨および咬筋付着部位の3領域に分けて放射線学的解析を行ったところ、軟食飼育マウスモデルにおいては下顎頭、臼歯部周囲歯槽骨および咬筋付着部位全てにおいて骨の脆弱化の傾向が認められたのに対して、身体運動刺激においては下顎頭および臼歯部周囲歯槽骨では変化がなく、咬筋付着部位にのみ骨体積増加が認められており、身体運動により神経系を介した作用が咀嚼筋に引き起こされ、作動した咀嚼筋運動が咬筋付着部位に影響を与え、同部位の骨体積増加につながった可能性を考察した。 そこで、軟食飼育マウスに身体運動刺激を加えることで下顎骨の咬筋付着部位に変化が現れるかを放射線学的解析により観察したところ、予想された結果と反して、軟食飼育マウスでは身体運動刺激が与える顎骨形態の有意な変化が認められなかった。また、その際の血中ホルモン動態において、ストレスマーカーであるコルチコステロン濃度が身体運動刺激に伴い減少していた傾向が、軟食飼育マウスにおいては認められておらず、そのことから、軟食飼育下においては身体運動刺激によるストレス解消効果が認められない可能性が明らかになった。
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Report
(4 results)
Research Products
(3 results)