Pharmacoepidemiological study to investigate the characteristics and treatments in patients with rheumatic diseases using a large health insurance database
Project/Area Number |
20K10480
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58030:Hygiene and public health-related: excluding laboratory approach
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Research Institution | Meiji Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
酒井 良子 明治薬科大学, 薬学部, 准教授 (30631981)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2020: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | リウマチ性疾患 / 高安動脈炎 / 巨細胞性動脈炎 / 関節リウマチ / ヤヌスキナーゼ阻害薬 / 安全性 / 診療実態 / 全身性エリテマトーデス / 合併症 / 抗リウマチ薬 / 地域格差 / 薬剤疫学 |
Outline of Research at the Start |
1年次は関節リウマチ(RA)治療の診療格差について検討する。レセプト情報を用いて、RA治療薬の処方割合とRAに関連した診療行為の実施割合を地域および施設間で比較する。 2年次は全身性エリテマトーデス(SLE)患者の診療実態と合併症について検討する。レセプト情報を用いて、SLE治療薬の処方割合および感染症や脳心血管疾患のリスクを解析する。 3年次はANCA関連血管炎患者の薬物治療や診療行為の実施割合と医療費の記述、寛解導入療法後の再入院に関連する因子を探索する。
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Outline of Annual Research Achievements |
大型血管炎(高安動脈炎[TAK]、巨細胞性動脈炎[GCA])の診療実態および治療における問題解決に繋げるため、最新のMDVデータを使って患者背景を記述した。TAKの確定診断を有しかつグルココルチコイド(GC)が1度でも処方され、GCAが付与されていない患者をTAKと定義した。GCAの確定診断を有しGCまたは免疫抑制薬が一度でも処方された50歳以上の患者をGCA(n=722)と定義し年齢、性、治療薬の処方割合、併存症の有病率を記述した。その結果、TAK(n=1,330)のうち、女性の割合は81.2%、年齢の中央値[四分位範囲]は49 [31, 65]、高血圧、糖尿病、脂質異常症、骨粗鬆症の有病率は52.6%, 18.6%, 41.4%, 63.5%だった。プレドニゾロン(PSL)換算で1日30mgを超えるGCが処方されていた患者の割合は22.3%だった。トシリズマブが処方された患者の割合は24.4%であり、高齢になるにつれて処方された患者の割合は減少した(19歳以下:52.0%、20-64歳:26.8%、65歳以上:10.6%)。さらに、入院した患者の割合はTAK全体では60.5%、19歳以下では68.4%、20-64歳では57.1%、65歳以上では66.8%と同等だったが、入院の契機となった病名の内訳は若年ほどTAKが多かった(19歳以下:57.7%、20-64歳:22.4%、65歳以上:9.1%)。 GCA(n=722)のうち、女性の割合は64.7%、年齢の中央値[四分位範囲]は75 [70, 80]、高血圧、糖尿病、脂質異常症、骨粗鬆症の有病率は51.0%, 38.6%, 46.8%, 88.2%だった。PSL換算で1日30mgを超えるGCが処方されていた患者の割合は46.8%だった。トシリズマブが処方された患者の割合は40.4%だった。入院した患者の割合は24.9%でそのうちGCAによると思われる入院は21.9%だった。
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Report
(4 results)
Research Products
(9 results)