Reseach on health behaviour of postpartum women with Hypertensive disorders of pregnancy
Project/Area Number |
20K10848
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
|
Research Institution | Kansai University of International Studies |
Principal Investigator |
遠藤 俊子 関西国際大学, 保健医療学部, 教授 (00232992)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
齋藤 いずみ 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (10195977)
常田 裕子 京都橘大学, 看護学部, 研究員 (40622486)
松原 まなみ 関西国際大学, 保健医療学部, 教授 (80189539)
鷲尾 弘枝 宝塚大学, 看護学部, 教授 (00588014)
小河原 みゆき 関西国際大学, 保健医療学部, 講師 (00636061)
有本 梨花 関西国際大学, 保健医療学部, 講師 (30612717)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2020: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
|
Keywords | 妊娠高血圧症候群 / 褥婦 / 重症化予防 / 健康管理 / 血圧変動 / 睡眠 / セルフモニタリング / 健康支援 / 塩分摂取 / 体重 / 産褥期 / 看護 / コホート研究 |
Outline of Research at the Start |
妊娠高血圧症候群を合併した妊産褥婦は、次回妊娠時の再発・重症化や中高年期に虚血性心疾患、高血圧、腎疾患などの発症率が高いとされている。そのため、産後12週までの健診が推奨されているのも関わらず産後1か月健診で終了していることが多い実状から、更なる健康管理の必要性を明らかにする。 本研究では、HDP褥婦に着目し、産後特有の育児をしながらも自分自身の健康にも関心を持ち、生活改善を図っていく女性達をコホート調査によって健康状態の継続的モニタリングを行う。HDP再発・重症化予防のための取り組みを前向きに調査し、HDP合併後の健康支援に資するデータの集積を行う。
|
Outline of Annual Research Achievements |
【目的】妊娠高血圧症候群と診断された産褥の母親は育児を行いながら、自分自身の健康管理を行っている特徴がある。この時期に生活習慣の改善に取り組むことで、重症化予防や中高年期に発症する疾病の予防ができることを期待し、セルフモニタリングを進めている。 【研究方法】研究データ収集は、4施設において産後3,5日、1か月まで研究協力者とともに実施している。その後は2か月、3か月、6か月、1年、1年6か月、2年と縦断的に血圧、体重、疲労感、睡眠、塩分接種、情緒の落ち着き等を、研究代表者の開設しているHPでのWebでの回答を得ている。 【データの収集状況】産後1年までのデータ収集実績は、2022年度は31事例が回収ができた。コロナの影響を受け、研究初年次のデータ収集に影響が出て、データ収集は2021年度からのWeb収集への計画変更により、施設研究協力者の説明や同意などから、データ収集に全体的な遅れが影響し、研究参加者数(対象者数)が当初予定より減少した。 しかしながら、31例の産後6か月の分析経過からも、セルフモニタリングから血圧変動、塩分の過剰摂取、妊娠前への体重の戻り、睡眠のパターン等の傾向や課題が示唆されている(学術集会で報告)。現在の産科婦人科診療ガイドラインでは、3か月までのフォローが推奨されており、産後特有の心身状態であるという実態からも、産後1年間のデータは貴重であり、産後の健康管理を支援する方法も提案可能と考えらる。今後、さらに分析を丁寧に行うことで当初の目的を果せると考える。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍の影響を受け、病院(施設)への依頼、研究協力、健診・保健指導場面の制限により対面データ収集の限界があり、Webでのデータ収集の変更、回収率の低下があった。縦断研究であるために、データ収集期間を延長している。
|
Strategy for Future Research Activity |
データは2年間の縦断予定が1年として、現在31事例の収集になっている。 2022年度でデータ収集は終わり、2023年度には収集したデータの分析を研究分担者、協力者を含めて量的にも質的にも分析を丁寧に行う。 産後1年間という前向きなデータ収集されている研究はないので、何らかの重症化予防の提言ができると思われる。2022年には学術集会での発表や、専門家からの意見を聴取する交流集会を実施した成果も踏まえて論文作成に着手する。
|
Report
(3 results)
Research Products
(3 results)