Therapeutic strategy of hypoxia preconditioned microglia for vascular dementia
Project/Area Number |
20K22683
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
0704:Neuroscience, brain sciences, and related fields
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
安田 謙 京都大学, 医学研究科, 特定助教 (90883265)
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Project Period (FY) |
2020-09-11 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | オリゴデンドロサイト / 血管性認知症 / ミクログリア / 慢性脳低潅流 / 細胞療法 |
Outline of Research at the Start |
血管性認知症において、オリゴデンドロサイトの分化が障害されることが報告されており、内因性の分化誘導を促進するような治療法が期待される。本研究は、血管性認知症におけるオリゴデンドロサイトの分化障害を改善できるミクログリアの形質や誘導条件を同定し、血管性認知症に対する治療応用へと展開する研究基盤を確立することが目的である。ミクログリアの形質変化を明らかにし、その結果を臨床応用できる基盤が確立できれば、血管性認知症に対する新規治療法開発に役立つことが期待される。
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Outline of Annual Research Achievements |
血管性認知症において、オリゴデンドロサイトの分化が障害されることが報告されており、内因性の分化誘導を促進するような治療法が期待される。本研究は、血管性認知症におけるオリゴデンドロサイトの分化障害を改善できるミクログリアの形質や誘導条件を同定し、血管性認知症に対する治療応用へと展開する研究基盤を確立することが目的である。
これまでの実験において、初代培養系ミクログリア、オリゴデンドロサイト前駆細胞(OPC)を用いた実験により、異なる酸素分圧でのミクログリアの極性変化をmRNAレベルで確認した。その結果、軽度の低酸素刺激がミクログリアの極性をM2タイプに変化させることを確認した。また、低酸素ミクログリアの細胞上清をOPC培養系に加えることで、オリゴデンドロサイトの分化を促進することを確認した。さらに、両側総頸動脈にマイクロコイルをまきつけて作成する脳血管性認知症モデルマウス(bilateral carotid artery stenosis, BCASマウス)では、白質病病変の形成、OPCの分化障害、ミクログリアのM1タイプへの極性変化、ミクログリアの活性化が起こることを確認した。低酸素ミクログリアの細胞上清をBCASマウスに投与することで、オリゴデンドロサイトの分化のマーカーの一つであるミエリン塩基製タンパク(MBP)の改善を認めた。以上の結果より、低酸素刺激によるpreconditionを受けたミクログリアは慢性脳底潅流により分化障害を起こしているオリゴデンドロサイトの分化障害を改善させる可能性を見出した。
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Report
(4 results)
Research Products
(13 results)
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[Journal Article] Repurposing bromocriptine for Aβ metabolism in Alzheimer's disease (REBRAnD) study: randomised placebo-controlled double-blind comparative trial and open-label extension trial to investigate the safety and efficacy of bromocriptine in Alzheimer's disease with presenilin 1 (PSEN1) mutations2021
Author(s)
Kondo T, Banno H, Okunomiya T, Amino Y, Endo K, Nakakura A, Uozumi R, Kinoshita A, Tada H, Morita S, Ishikawa H, Shindo A, Yasuda K, Taruno Y, Maki T, Suehiro T, Mori K, Ikeda M, et al.
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Journal Title
BMJ Open
Volume: 11(6)
Issue: 6
Pages: e051343-e051343
DOI
NAID
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Peer Reviewed / Open Access
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