Mechanisms underlying aging and disease related circadian dysfunctions by in vivo Miniscope
Project/Area Number |
20KK0229
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Research Category |
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (B))
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 59:Sports sciences, physical education, health sciences, and related fields
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Research Institution | Hiroshima University (2022) Waseda University (2020) |
Principal Investigator |
田原 優 広島大学, 医系科学研究科(医), 准教授 (80707399)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 孝博 明治大学, 農学部, 専任教授 (00581985)
原口 敦嗣 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (80834671)
太田 航 横浜市立大学, 医学部, 助教 (80866541)
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Project Period (FY) |
2020-10-27 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥18,850,000 (Direct Cost: ¥14,500,000、Indirect Cost: ¥4,350,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2022: ¥5,590,000 (Direct Cost: ¥4,300,000、Indirect Cost: ¥1,290,000)
Fiscal Year 2021: ¥7,410,000 (Direct Cost: ¥5,700,000、Indirect Cost: ¥1,710,000)
Fiscal Year 2020: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
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Keywords | 概日時計 / 老化 / イメージング |
Outline of Research at the Start |
加齢や各疾患でいかに 概日時計が乱れるのかは未解明な部分が多く、その作用機序の解明が本研究の目的である。 本国際共同研究チームは、これまでに視床下部にある概日時計中枢に着目した解析を進めてきた。特に加齢や疾患における概日時計中枢の神経活動変化を捉えるべく、UCLAにて、UCLA Miniscopeをベースに、概日時計中枢のイメージング手法の確立を新規に目指すことをメインの渡航目的とする。老化促進モデルマウス、アデニン誘発性慢性腎臓病モデルマウスについて、Miniscope技術を用いて、ミトコンドリア機能低下、神経炎症をターゲットに、概日時計変調のメカニズム解明を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
加齢や各疾患でいかに 概日時計が乱れるのかは未解明な部分が多く、その作用機序の解明が本研究の目的である。 本国際共同研究チームは、これまでに視床下部にある概日時計中枢に着目した解析を進めてきた。特に加齢や疾患における概日時計中枢の神経活動変化を捉えるべく、UCLAにて、UCLA Miniscopeをベースに、概日時計中枢のイメージング手法の確立を新規に目指すことをメインの渡航目的とする。老化促進モデルマウス、アデニン誘発性慢性腎臓病モデルマウスについて、Miniscope技術を用いて、ミトコンドリア機能低下、神経炎症をターゲットに、概日時計変調のメカニズム解明を目指す。 2022年度は、mini-scopeを用いた線条体シングルセルカルシウムイメージングの実験系を確立することができた。国際交流として、スイスで行われたヨーロッパ時間生物学会に研究代表者が参加し、ライデン大学の研究者と意見交換できた。さらに、レンズに直接AAVウイルスを塗布し脳内投与することで手術の工程を簡略化することができた。早稲田大学修士課程の学生を、共同研究先のライデン大学に一ヶ月派遣し、このAAV投与技術の習得が完了した。さらに、明治大学の博士学生は、UCLA、コロンビア大学に行き、実際にmini-scopeを開発したラボの見学、中枢時計イメージングへの改良方法のディスカッションなどを行うことができた。また、イメージングデータの解析は、生理研でmini-scope実験を行っているラボに学生を派遣することで習得できた。よって、2022年度は未だコロナ渦ではあったが、やっと研究が順調に進むことができた年であった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナ渦にも関わらず、国際学会への積極的な参加、学生の海外派遣を行うことができ、さらに共同研究先との情報交換、技術交換も行うことができたため。一方で研究分担者が一人就職してしまったため、新たに若手研究者を追加した。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は、明治大学、横浜市立大学での実験系確立を進める。さらに深部イメージングのためにSCNへのAAVウイルス投与技術の習得を目指す。また、国際交流を加速させる。
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Report
(1 results)
Research Products
(8 results)