Project/Area Number |
21656102
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Measurement engineering
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
間瀬 淳 九州大学, 産学連携センター, 特任教授 (00023325)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
犬竹 正明 東北大学, 電気通信研究所, 客員教授 (90023738)
近木 祐一郎 福岡工業大学, 工学部・電子情報工学科, 准教授 (10398109)
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Project Period (FY) |
2009 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2010: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2009: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | マイクロ波 / スポットライト方式 / 合成開口 / 画像処理 / リモートセンシング / 民生応用 / 合成開口レーダ |
Research Abstract |
高分解能(空間分解10cm)および小型軽量(50kg以下)のスポットライト方式SARシステムの概念設計を行う。マイクロ波回路を集積化することにより、高信頼かつコンパクトなシステムにする。 1.昨年度に引き続いて、Kuバンド(周波数15-17GHz)スポットライトモード方式合成開口レーダ(SAR)システムのマイクロ波回路系の設計及び試作を進めた。 1)任意波形発生器出力(周波数120MHzまでの掃引信号)に逓倍器などのマイクロ波機能素子を利用したアップコンバータによりを周波数変換した。チャープマイクロ波の発生を確認した 2)SARレーダに必要な出力まで増幅するマイクロ波増幅器、受信信号を増幅する低雑音前置増幅器、などのKuバンドフロントの設計・製作を行った。 2.マイクロ波出力の送受信を行うためのアンテナの検討を進めた。 1)本レーダのため重要な仕様として、周波数特性(16GHz±1GHz)、サイドローブレベル(-25-30dB)、アンテナ/ゲイン(25-28dB)を決定した。 2)上記仕様を満足するため、オフアクシス・パラボラアンテナおよびフェーズドアレイ・アンテナ(平面パッチアンテナ)の設計・製作と評価を行い、上記性能を満足していることを確かめた。 3.レーダコントロール及びデータ転送のための、コントローラ/インターフェイスの検討を進めた。また、画像処理は急速に進歩するパーソナルコンピュータのハードウエアとソフトウエアを容易に取り入れられる設計にして、低コスト、高性能化を図ることを検討した。 4.SARシステム搭載に適した小型航空機(ヘリコプタ、飛行船を含む)プラットフォームの選定のため、航空機製作メーカと話し合いを進め、SARシステム製作時における使用の了解を得ることができた。
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