アルカリパイロメタラジーによるリサイクル技術へ向けた溶融炭酸塩中の物理化学の解明
Project/Area Number |
21H01682
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 26060:Metals production and resources production-related
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
安田 幸司 京都大学, 工学研究科, 特定准教授 (20533665)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹田 修 東北大学, 工学研究科, 准教授 (60447141)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥17,290,000 (Direct Cost: ¥13,300,000、Indirect Cost: ¥3,990,000)
Fiscal Year 2023: ¥5,460,000 (Direct Cost: ¥4,200,000、Indirect Cost: ¥1,260,000)
Fiscal Year 2022: ¥5,460,000 (Direct Cost: ¥4,200,000、Indirect Cost: ¥1,260,000)
Fiscal Year 2021: ¥6,370,000 (Direct Cost: ¥4,900,000、Indirect Cost: ¥1,470,000)
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Keywords | 炭酸塩 / 溶融塩 / 物理化学 / 銅 / 鉄 / スズ / コバルト / リサイクル |
Outline of Research at the Start |
タングステン資源は一国による寡占状態であり、使用済スクラップからのリサイクルによって国内での資源循環を行うのが、資源セキュリティ上きわめて重要である。本研究では、申請者が提案する溶融炭酸塩法によるタングステンリサイクル法の構築へ向け、酸化力や塩基度の制御の鍵となる、酸化剤に関連する元素の酸化/還元ならびに酸/塩基の反応の物理化学を解明する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、超硬工具の成分元素ならびに酸化剤として利用する元素について、炭酸溶融塩中における酸化/還元ならびに酸/塩基の反応の物理化学過程を解明 し、タングステンの新リサイクルプロセスの構築へとつなげることを目的とした研究を行った。当該年度においては、Fe2+イオンの溶解度測定、Cu+,Fe2+,Sn2+,Co2+イオンの溶解度のCO2分圧依存性の測定を行った。 (1) 900℃のAr-600ppmCO2雰囲気中における溶融Na2CO3へのFeOの溶解度を金属Feの共存下で測定した。 (2) 900℃のAr-600ppmCO2雰囲気ならびに900℃のAr-6000ppmCO2雰囲気中における溶融Na2CO3への溶解度を、Cu2O、FeO、SnO、CoOのそれぞれについて測定した。得られた結果をもとに、各金属が酸性溶解と塩基性溶解のいずれで溶解しているのかを解析した。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(2 results)