保育所の事業継続マネジメントによるソーシャル・キャピタル醸成手法の開発
Project/Area Number |
21K02372
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
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Research Institution | Kawasaki University of Medical Welfare |
Principal Investigator |
森本 寛訓 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 准教授 (40351960)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
入江 慶太 新見公立大学, 健康科学部, 講師 (10508972)
瀧川 真也 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 准教授 (10587281)
鈴江 毅 静岡大学, 教育学部, 教授 (70398030)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2024: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 保育所 / 事業継続計画マネジメント / ソーシャル・キャピタル / 事業継続マネジメント / ソーシャルキャピタル |
Outline of Research at the Start |
現在,保育所では自然災害時に事業継続計画(BCP)のもと事業継続マネジメント(BCM)が行えるよう準備しておくことが推奨されている。ただし不測の事態において事前に設計されたBCPを臨機応変に運用するには,BCPを共通認識として平時から保育現場に協力的な連携があり,また保育所と周辺地域にネットワークがあることも不可欠である。本研究ではBCPの臨機応変な運用を実現するために,保育所内外における協力的な連携およびネットワークをソーシャル・キャピタル(SC)として取り上げる。その上でSCを醸成する保育士のコミュニケーションを具体化して,その訓練を一部とする保育所のBCMを開発すること研究目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では事業継続計画(BCP)の臨機応変な運用を実現するために,保育所内外における協力的な連携およびネットワークをソーシャル・キャピタル(SC)として取り上げる。その上でSCを醸成する保育士のコミュニケーションを具体化して,そのコミュニケーション訓練を一部とする保育所の事業継続マネジメント(BCM)を開発すること目的とする。 上記をもとに研究期間内には次の(1)から(4)を順次達成していく。(1).自然災害において特に「水害」に焦点を当てた保育所のBCPを作成する。(2).(1)で作成されたBCPの運用に必要な保育所内外におけるSCの内容を項目化する。(3).(2)で明らかにされたSCの醸成に求められるBCP共有のためのコミュニケーションの特徴を対話形式で具体化する。(4).(3)で具体化されたコミュニケーションの訓練を一部とするBCMを開発する。 令和4年度は上記(2)の「保育所BCPのためのSCリストの作成」を目的とした。そのため,被災保育所を含む複数の保育所(計10カ所を予定)で保育士を対象に面接,質問紙調査を行い,BCPの臨機応変な運用に必要なSCの特徴を質的,量的データとして収集し,さらに各調査ではSCの3領域と,保育士個人と保育所集団のマルチレベル別でデータを取得して整理,分析する予定であった。 しかし,コロナウイルス感染症のまん延,特に第6波,第7波,第8波の影響により,計画していた保育現場での面接および質問紙調査をほぼ行うことができなかった。よって令和4年度は水害時における保育所BCPの案を作成すると同時に,SCリスト作成のための調査実施の手法について検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本研究では「保育所の事業継続マネジメントによるソーシャル・キャピタル醸成手法の開発」という課題のもと,令和4年度までに「水害時における保育所BCPの作成」と「保育所BCPのためのSCリストの作成」を研究目的とした。 しかし,コロナウイルス感染症のまん延,特に第6波,第7波。第8波の影響により,計画していた保育現場での面接および質問紙調査をほぼ行うことができなかった。そのため,令和4年度は水害時における保育所BCPはその案の作成までに留まり,保育所BCPのためのSCリストは作成することができなかったので,遅れていると判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度はコロナウイルス感染症のまん延状況,特に第6波,第7波,第8波の影響により,計画していた保育現場での面接および質問紙調査をほぼ行うことができなかった。 そのため令和5年度はこれまでに実施できていない面接および質問紙調査を速やかに行い,「水害時における保育所BCPの作成」と「保育所BCPのためのSCリストの作成」を目指す。さらに令和5年に予定していた研究目的(保育所BCPのためのSCコミュニケーション・モデルの作成)も達成できるように予定する。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)