逆推論アプローチに基づく胸部画像診断における熟練技能の解明
Project/Area Number |
21K04528
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 25010:Social systems engineering-related
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
青木 洋貴 東京工業大学, 工学院, 准教授 (00322090)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森下 幸治 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 講師 (40456207)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | 胸部XP画像診断 / 技能分析 / 認知タスク分析 / 逆推論 / XP画像診断 / 画像診断 |
Outline of Research at the Start |
本研究は,放射線科医が行う画像診断(読影)のパフォーマンスと視覚認知パターンの関係を調査し,ここから医師の診断方略の特徴と,その背後にある優れた技能の特徴を解明することが目的である.放射線科の協力者を対象に,胸部X線画像およびCTスキャン画像に対する診断時の眼球運動データを獲得し,視覚認知パターンを明らかにし,高度技能との関連性について知見を得る.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,認知プロセス分析における眼球運動データの適切な解釈に向けて概念として提案されている逆推論型のアプローチを実装し,これを胸部XP画像診断における医師の診断業務に適用可能な認知タスク分析方法論として構築すること,およびその適用を通して診断技能の解明に資することが目的である.最終年度である本年は,成果の取りまとめを行った.これまでの成果を総合し,XP画像診断(単一の画像に対する診断,および経年変化を観察できる複数画像に対する診断)において医師が用いている方針,方略に対応する典型的な注意の推移パターンを得て,観察されるパターンから医師の内的処理を推測する手順について整理をした.アプローチの適用によって明らかとなった熟練医師の診断の方略,およびこれらと経験の異なる医師,ならびに研修医との違いに関する知見についてもまとめた. さらに,本研究の知見を活用し,継続・発展に向けた新たな研究の前準備として,救命救急センターにおけるリスク認知を対象とした予備的実験を実施した.救命救急におけるシーンを対象に,潜在するリスク・ハザードの発見をタスクとした実験を,経験と専門が異なる医師と看護師を対象に実施した.得られたデータについて,これまでの研究で構築した逆推論型の解釈アプローチを援用し,データ分析を一部実施した.これらの成果の一部について,国際会議で発表した.
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Report
(3 results)
Research Products
(4 results)