Studies on the involvement of brain adrenergic receptors in oral dyskinesia
Project/Area Number |
21K10124
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57060:Surgical dentistry-related
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
青野 悠里 日本大学, 松戸歯学部, 助教 (50508497)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三枝 禎 日本大学, 松戸歯学部, 教授 (50277456)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 脳微小透析法 / 側坐核 / ラット / GABA / アセチルコリン / アドレナリン受容体 / 抗うつ薬 |
Outline of Research at the Start |
口腔ジスキネジアは顎顔面を無目的に繰り返し動かす異常な不随意運動で,歯科治療の妨げとなるほか生活の質も低下させる。口腔ジスキネジアは,発症機構の詳細が不明で根治的治療法はない。本研究は実験動物を用い口腔ジスキネジアの発症と制御に関わる脳内の神経機構の解明を目指し,異常な不随意運動に関わる神経系として申請者らが注目する中脳-辺縁系ドパミン(DA)神経の投射する側坐核のアセチルコリン(ACh)神経に焦点を当てる。ノルアドレナリン(NA)取込み阻害作用の強い抗うつ薬が口腔ジスキネジアを起こすことに着目し,NAが刺激するアドレナリン受容体サブタイプが側坐核のACh神経活動の制御で果たす役割を解析する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,口腔ジスキネジアを起こす危険のあるとされる薬物にはnoradrenaline(NA)取込み阻害作用を示す抗うつ薬が含まれていることと,中脳辺縁系dopamine(DA)神経が投射する側坐核のacetylcholine(ACh)神経活動の亢進が実験動物の常同的な行動の発現に関わることに着目した。このため側坐核に投射するNA神経によるACh神経活動の制御の特徴について,同部位に分布するadrenaline受容体の役割の面から動物実験で検討してきた。また,側坐核においてNA,DA,ACh神経のいずれとも機能的な相互作用をする可能性のあるGABA神経の活動制御の特徴についても細胞外GABA量の調節に関わるGABAトランスポーターのサブタイプの関与の面から検討を加えてきた。 当該年度は,側坐核のACh神経活動の制御に関わる同部位のopioid受容体サブタイプについて,これまで実施してきた神経薬理学的研究の成果を振り返り,若手研究者を対象にした研究会で口演を行うと共に(下総薬理学研究会),無麻酔非拘束ラットを用いたin vivo脳微小透析法によりこの脳内ACh神経活動の調節に関わるα受容体サブタイプの検索に取組んだ。これまでの研究結果から,側坐核の基礎的なACh神経活動は,μ2受容体,δ1受容体,δ2受容体の刺激により抑制されると考えられるほか,α1受容体ではなくα2受容体の刺激により抑制されることが示唆された。
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Report
(3 results)
Research Products
(11 results)