8歳児における握力及び四肢筋量と動脈硬化危険因子との関連
Project/Area Number |
21K10472
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58030:Hygiene and public health-related: excluding laboratory approach
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
幸 篤武 高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 准教授 (00623224)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
滿田 直美 高知大学, 医学部, 特任助教 (30611389)
栄徳 勝光 高知大学, 教育研究部医療学系連携医学部門, 講師 (50552733)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 四肢筋量 / 握力 / 横断解析 / 子どもの健康と環境に関する全国調査 / 筋力 / 骨格筋量 / メタボリックシンドローム |
Outline of Research at the Start |
本研究では高知県で実施されている環境省「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」の学童期検査に参加する8歳児約2,000名を対象に、握力及び骨格筋量と血圧及び血中のHbA1c、コレステロールとの関連性について検討する。また、筋力及び筋量と動脈硬化の危険因子との関連に肥満が及ぼす影響についても検討を行い、8歳児における握力及び四肢筋量と動脈硬化危険因子との関連についてより詳細に明らかにすることを目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は高知県で実施されている環境省「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」における研究対象者6,464名のうち、学童期検査に参加する8歳児約2,000名を対象として、握力及び骨格筋量と血圧及び血中のHbA1c、コレステロールとの関連を解析し、筋力及び筋量と血中の動脈硬化の危険因子並びにその異常と関連するか明らかにする。また筋力及び筋量の多寡と動脈硬化の危険因子との関連に対する肥満の交絡について明らかにすることを目的としている。これにより、学童期における生活習慣改善の機会を新たに提供することや、動脈硬化予防・改善を目的とした運動処方プログラムの選択肢を増やすことを目指すものである。 2022年度は8歳時学童期検査参加者2,192名のデータを用い、握力及び生体インピーダンス法による骨格筋量と血中の動脈硬化の危険因子(収縮期血圧、拡張期血圧、HbA1c、中性脂肪、Low Density Lipoprotein、High Density Lipoprotein)並びにその異常との関連について、相関分析、一般線形モデルおよび一般化線形モデルを用い、検討を行った。また筋力及び筋量の多寡と動脈硬化の危険因子との関連に対する肥満の交絡についても検討に着手し、BMI、全身体脂肪率、内臓脂肪量指標である腹囲などの交絡の影響について、従属変数を連続変数とする一般化線形モデルや2値変数としたロジスティック回帰分析にて検討を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
握力及び生体インピーダンス法による骨格筋量と血中の動脈硬化の危険因子(収縮期血圧、拡張期血圧、HbA1c、中性脂肪、Low Density Lipoprotein、High Density Lipoprotein)並びにその異常との関連について検討することができた。また、筋力及び筋量の多寡と動脈硬化の危険因子との関連に対する肥満の交絡についても検討にも着手することができている。以上のことより当初の計画通り、概ね順調に進展していると考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
握力及び生体インピーダンス法による骨格筋量と血中の動脈硬化の危険因子並びにその異常との関連や、筋力及び筋量の多寡と動脈硬化の危険因子との関連に対する肥満の交絡の検討について順調に行うことができている。今後は独立変数である握力や骨格筋量についてもカテゴリー化を試みるなどして、多面的な解析を進める。
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Report
(2 results)
Research Products
(11 results)
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[Journal Article] Gestational weight gain mediates the effects of energy intake on birth weight among singleton pregnancies in the Japan Environment and Children’s Study2022
Author(s)
Minami M, J-P NA, Noguchi S, Eitoku M, Muchanga SMJ, Mitsuda N, Komori K, Yasumitsu-Lovell K, Maeda N, Fujieda M, Suganuma N; Japan Environment and Children’s Study (JECS) Group
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Journal Title
BMC Pregnancy and Childbirth
Volume: 22
Issue: 1
Pages: 568-568
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
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