Project/Area Number |
21K21098
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
0907:Oral science and related fields
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
山川 樹 東京医科大学, 医学部, 助教 (40911615)
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Project Period (FY) |
2021-08-30 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 骨折治癒 / ヒト歯髄幹細胞 / サイトカイン / 細胞上清 / ELISA / 歯髄幹細胞培養 / 培養上清回収 / 歯髄幹細胞 / 骨折治癒メカニズム |
Outline of Research at the Start |
研究代表者はマウス脛骨骨折モデルにおいて移植したヒト歯髄幹細胞が骨折治癒を促進させたことを報告した。しかし、骨折治癒過程で移植した歯髄幹細胞が生体内でどのような作用機序を経て治癒を促進したのか?という課題が残された。 本研究では、移植した ヒト歯髄幹細胞の骨折治癒における生体内での作用(MOA;Mode of Action )を解明すべく、ヒト歯髄幹細胞の骨折治癒に関連するサイトカインを網羅的に解析し、keyとなるサイトカインを導き出し、MOAを明らかにすることを目指す。本研究により、ヒト歯髄幹細胞の骨再生療法の新たな基礎的な知見を導き出すことが可能となり、よりエビデンスの高い骨治癒の解明に繋げる。
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Outline of Annual Research Achievements |
マウス脛骨骨折モデルにおいて移植したヒト歯髄幹細胞が骨折治癒を促進させたことを報告した。しかし、骨折治癒過程で移植したヒト歯髄幹細胞が骨芽細胞に置換して骨折治癒を促進したのか、または移植した細胞がサイトカインを放出し骨折治癒を促進したのか、移植した歯髄幹細胞が生体内でどのような作用機序を経て治癒を促進したのか?という課題が残された。そこで本研究では、移植したヒト歯髄幹細胞の骨折治癒における生体内での作用(MOA;Mode of Action )を解明すべく、ヒト歯髄幹細胞の骨折治癒に関連するサイトカインを網羅的に解析し、keyとなるサイトカインXを導き出し、MOAを明らかにすることを目的として、研究を遂行した。マウス脛骨骨折モデルにて移植したヒト歯髄幹細胞の骨折治癒における生体内での作用(MOA;Mode of Action )を解明の研究に際して、まず,研究実験計画の 「ヒト歯髄幹細胞のサイトカインxの検出」では、現在ヒト歯髄幹細胞の培養を行い、ヒト歯髄幹細胞からの上清を回収した。今後、ヒト歯髄幹細胞上清サンプルのサイトカインを網羅的マイクロアレイ解析を業者に依頼する予定であったが、コロナやロシア・ウクライナ情勢で研究の難航や価格高騰もあり変更となった。ヒト歯髄幹細胞から放出されるb-FGFに着目し、通常培地群、骨分化誘導培地群、骨分化誘導培地+骨分化を促進する低分子化合物のTH(ヘリオキサンチン誘導体)群に分けてELISAで定量化して評価した。ELISAの結果、3群に有意差は認められなかった。
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)