Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
化学反応ダイナミクスは原子・分子レベルの応答だけでなく、膨張や拡散などマクロな空間発展も重要な要素である。空間不均一に進行する反応を解明するには、ミクロとマクロを繋ぐ新しい観測法が必要である。本研究は、時間分解、2 次元空間分解、そして周波数(波長)分解の 3 つの機能を同時に成立させ、表面もしくはバルク中のプラズマ生成や光化学反応において、実時間と実空間を分離せずにダイナミクスを可視化する計測法を確立することを目的とする。そのため、フーリエ変換 (FT) 分光を利用した、時間・周波数分解イメージング装置を構築する。