Project/Area Number |
23H05162
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1210:Science education-related
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Research Institution | Fukui National College of Technology |
Principal Investigator |
YAMADA Kentaro 福井工業高等専門学校, 教育研究支援センター, 技術専門職員
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2023: ¥480,000 (Direct Cost: ¥480,000)
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Keywords | ろう付 / 実習 / めがね |
Outline of Research at the Start |
本研究では,めがねフレーム材料でよく用いられる黄銅(Cu-Zn),洋白(Cu-Zn-Ni)と実用性の高いめがねフレーム材料であるアルミニウム合金の異種金属のろう付実習を構築し,新規の実習教材の開発を目的とする.実習教材は高専の機械工学科2,3年生を対象として開発し,機械工作実習の授業で用いながら改良を行っていく.
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Outline of Final Research Achievements |
ろう付作業のビデオ教材により,学生が拡大映像でろう付作業を確認することができた.ろう付実習後の学生に対するアンケート結果を見ると「動画はわかりやすかったですか?」の問いには「大変わかりやすい」,「わかりやすい」の2つの回答の合計が95%であった.この結果を見ると,ほとんどの学生が今回製作したビデオ教材がわかりやすかったようである.このことはろう付作業は危険を伴うため間近で作業を見学できないが,ビデオ教材のおかげで,実際に間近で作業が行われているような詳細なろう付作業が確認できた成果であると思う.
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
ろう付実習後の学生に対するアンケート結果を見ると,「実習後,ろう付に興味を持ちましたか?」の問いには「大変持てた」,「持てた」の2つの回答の合計が95%,「実習後,ろう付を行うめがねづくり(めがね産業)に関心を持ちましたか?」の問いには,多かれ少なかれ関心を持てたとの回答が90%であった.この結果を見ると,今回開発したろう付実習教材を用いて学生に実習を行ったことで,ろう付に興味を持ってくれたと感じたし,めがね産業にも関心を抱いてくれたと思う.このような地元の産業に関連した実習を取り入れることは地域貢献にも繋がっていくのではないかと思う.
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