脳卒中患者における栄養療法とアウトカムとの関係の検討-必要累積エネルギー量の設定
Project/Area Number |
24700851
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Research Field |
Eating habits, studies on eating habits
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Research Institution | Mukogawa Women's University |
Principal Investigator |
脇田 真季 武庫川女子大学, 生活環境学部, 助手 (40550819)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2012)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | stroke / outcome / energy intake / 脳卒中 / アウトカム / エネルギー摂取量 |
Research Abstract |
死亡原因の約10%は脳卒中であり,脳卒中の予防および治療は重要と思われる。日本,アメリカ,ヨーロッパの脳卒中ガイドラインにおいて,栄養に関しては,脱水,経管栄養,嚥下障害,血糖コントロールの記載が見られる。しかしアウトカムを改善する適切な栄養摂取量に関する記載はない。そこで栄養摂取量が脳卒中患者のアウトカムへ与える影響を検討することを目的として研究を行った。 脳卒中急性期の栄養摂取量を評価するために必要な日数の検討を行った。生存群と死亡群のエネルギー摂取量を比較したところ,7日目に初めて有意な差が認められた。したがってエネルギー摂取量の評価に必要な期間は,7日間である可能性が示唆された。 脳梗塞(CI)および脳内出血(CH)患者を対象とした検討においては,エネルギー必要量に対する充足率により対象を群分けし,アウトカムの比較を行った。なおエネルギー必要量は25kcal/kg/dayと定義した。その結果,充足率が33~66%(8.25~16.5kcal/kg/day)の群が,最も低い死亡率であった。次にくも膜下出血(SAH)患者を対象に検討を行った。SAH患者の年齢はCIおよびCH患者よりも若いため,エネルギー必要量を30kcal/kg/dayと定義した。CIおよびCH患者と同様の検討を行ったが,今回の検討ではエネルギー摂取量とアウトカムの関連を見つけることはできなかった。 栄養摂取ルートは,経腸ルートもしくは静脈ルートのどちらが適しているか検討を行った。死亡率とエネルギー摂取量の間に関連が認められた,CIおよびCH患者で検討を行った。エネルギー摂取量で分類した群間において,静脈ルートからのエネルギー摂取量に差は認められなかった。一方,経腸ルートからのエネルギー摂取量は有意に異なっていた。そのため経腸ルートからのエネルギー摂取量が,死亡率と関連している可能性が示唆された。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)