2019 Fiscal Year Annual Research Report
Intrinsic periodicity of cellular systems and its modulation as the driving force be
Project Area | Intrinsic periodicity of cellular systems and its modulation as the driving force behind plant development |
Project/Area Number |
19H05670
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Research Institution | Nara Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
中島 敬二 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (80273853)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上田 貴志 基礎生物学研究所, 細胞動態研究部門, 教授 (10311333)
植田 美那子 名古屋大学, 理学研究科(WPI), 特任講師 (20598726)
望月 敦史 京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 教授 (10304726)
近藤 洋平 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(新分野創成センター、アストロバイオロジーセンター、生命創成探究, 生命創成探究センター, 助教 (00724444)
稲見 昌彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (00345117)
遠藤 求 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (80551499)
深城 英弘 神戸大学, 理学研究科, 教授 (80324979)
河内 孝之 京都大学, 生命科学研究科, 教授 (40202056)
小田 祥久 国立遺伝学研究所, 遺伝形質研究系, 教授 (30583257)
塚谷 裕一 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90260512)
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Project Period (FY) |
2019-06-28 – 2024-03-31
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Keywords | 植物発生 / 周期性 / 細胞動態 / 数理解析 / 人間拡張工学 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和元年7月の領域発足直後に基礎生物学研究所で総括班のメンバーが集結して領域運営会議を行い、メンバーの役割分担を再確認するとともに、本年度の活動計画を策定した。9月下旬に東京大学でキックオフミーティングを開催し、領域のコンセプトを周知するとともに、公募班の募集活動を行った。同時に第1回総括班会議を開催し、総括班員、評価委員、学術調査官で今後の領域運営に関して意見交換を行った。領域ホームページとツイッターアカウントを開設し、情報提供と広報活動を開始した。 研究支援班については、①細胞動態観察支援、②画像情報解析支援、③理論モデル構築支援、④一細胞解析支援、の4つについて、必要な顕微鏡や計算機などを購入し、領域HPでの周知を含めた支援体制を整えた。12月に東大の先端科学技術研究センターにて人間拡張道場を開催した。数理解析のマッチング研究会を複数回開催した。 国際活動支援としては、若手研究者の海外派遣支援を行った。国内学会のシンポジウムにスピーカーとして2名の海外研究者を招聘した(コロナウィルス感染症の拡大で学会の実地開催がキャンセルとなり、要旨での発表認定となった)。翌年度の国際シンポジウム開催に向けて開催実行委員会を組織し、会場の確保とスピーカーの招聘を行った。 若手支援として、11月に2泊3日の合宿形式で若手ワークショップを開催した。大学院生や研究員による成果発表に加え、数理解析道場、画像解析道場、キャリア支援セミナーを開催した。 12月に東大理学研究科内で領域会議を開催し、各計画班と総括班分担者による成果発表と研究討論を行った。同時に第2回総括班会議を開催し、本年度の活動を総括するとともに、翌年度の活動計画を議論した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
領域の発足直後に運営会議を開催し、総括班メンバーで領域の活動と役割分担を再確認した。ホームページやSNSでの広報活動や、キックオフミーティング等の公募班募集活動を速やかに開始することが出来た。研究支援班においては設備の導入を完了した。数理生物学、画像解析、人間拡張道場の3つの参加型ワークショップを開催し、実際の支援のみならず、融合研究の立ち上げやアイデアの交換を行うことが出来た。若手ワークショップやキャリア支援セミナーの開催、海外派遣支援を展開して、若手研究者の支援やネットワークづくりを行うことが出来た。領域会議での研究討論や、総括班会議での領域運営に関する議論も円滑に行うことが出来た。
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Strategy for Future Research Activity |
5-6月に公募研究採択者に対して個別あるいはグループでのオンライン討論を行う。各課題の研究代表者とその研究協力者、領域代表者と関連する総括班研究者が参加する。領域会議を7月と年度末の2回開催する。領域会議に付随して総括班会議を開催し、評価委員や学術調査官を交えて、関連分野の動向分析と領域運営の計画と実績を確認する。 総括班による、①細胞動態観察支援、②画像情報解析支援、③理論モデル構築支援(数理生物学支援)、④一細胞解析支援、の4つの研究支援の対象を、公募研究班にまで拡大して継続する。画像情報解析、数理生物学、人間拡張工学については、総括班担当者の主催により参加型研究会(道場)を開催する。人間拡張工学については、植物学者と情報学者の協働によるアイデアソンを開催し、異分野融合研究の実体化を促進する。 国際活動支援班では、11月に国際シンポジウムと国際若手ワークショップ開催する。今年度も若手研究者海外渡航支援を行う。今年度は5名程度に対して支援を行う。 広報活動においては、領域ホームページにおいて、公募研究課題の内容を追加する。引き続きSNSやプレスリリースを通じた広報・支援活動を行う。 本年度の研究活動については、新型コロナウィルス感染症の対策を講じながら、状況に応じてオンライン開催に変更する。国際シンポジウムや国際若手ワークショップ、海外渡航支援についても、感染症の拡大状況をみながら開催方法を検討する。
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Research Products
(10 results)