2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Signaling functions of reactive oxygen species |
Project/Area Number |
20117001
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
赤池 孝章 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 教授 (20231798)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
住本 英樹 九州大学, 大学院・医学研究院, 教授 (30179303)
内田 浩二 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 教授 (40203533)
松本 明郎 千葉大学, 大学院・医学研究院, 准教授 (60437308)
浦野 泰照 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (20292956)
有本 博一 東北大学, 大学院・生命科学研究科, 教授 (60262789)
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Keywords | 活性酸素 / シグナル伝達 / 生理活性 / 生体分子 |
Research Abstract |
本研究領域では、多彩な生命現象と疾患病態に関与している「活性酸素による生理的シグナル伝達機能」の解明に向けて、化学と生物系が融合したケミカルバイオロジーの新たな視点から、活性酸素のシグナル伝達研究を展開している。このため、生物化学、生化学、細胞生物学、分子生物学、医学生物学・臨床医学の幅広い分野の第一人者が一堂に会してそれぞれの専門分野を深く探求しながら、互いに緊密な有機的連携を図ることが必須である。本領域の総括班では、研究推進方策の検討、領域の評価と助言を行い、さらに、当該分野の国際的な学術連携と人材育成に取り組んだ。特にケミカルバイオロジーという生物・化学系の領域を跨いだ学際的研究の成果として、活性酸素のシグナル機能に関する新規解析技法の開発を促進した。本年度の総括班の活動は以下の通りである。 1.総括班会議(第6回H23年5月14,15日[東京]、第7回H23年11月5,6日[熊本])を開催し、領域内での情報交換、研究資材の相互利用などにより有機的な連携体制の構築強化を進めた。 2.第1回技術支援セミナー・講習会(H23年11月4日[熊本])を開催した。午前中は、総括班メンバーである浦野博士(東京大)が活性酸素プローブの基礎と応用について、また、海外よりLancaster博士(米国アラバマ大)を招聘し、活性酸素のケミストリーの基礎について特別講演を行った。午後は、実際に培養細胞を用い、蛍光プロープによる活性酸素のイメージングについて、講師のデモンストレーションに続き、参加者自身による実習を行った。 3.領域ホームページ(http://www.ros-signal.jp)にて、研究成果に関する情報の開示や、シンポジウムや当該分野の関連学会等の情報の提供や当該分野において開発された最新の研究技術と情報の公開を積極的にすすめた。
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Research Products
(29 results)