2009 Fiscal Year Annual Research Report
過渡的複合体が関わる生命現象の統合的理解-生理的準安定状態を捉える新技術-
Project Area | Integrative understanding of biological processes mediated by transient macromolecular complexes; New technology for visualizing physiologically metastable states. |
Project/Area Number |
21121001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
嶋田 一夫 The University of Tokyo, 大学院・薬学系研究科, 教授 (70196476)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
神田 大輔 九州大学, 生体防御医学研究所, 教授 (80186618)
浜地 格 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90202259)
白川 昌宏 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00202119)
森川 耿右 大阪大学, タンパク質研究所, 特任研究員(客員教授) (80012665)
早坂 晴子 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (70379246)
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Keywords | 構造生物学 / 核磁気共鳴法 / X線結晶構造解析 / 一分子計測学 / ケミカルバイオロジ |
Research Abstract |
概要 細胞表層から核に至るシグナル伝達経路においては、過渡的複合体形成が重要なステップになっている。本新学術領域では、原子レベル、分子レベル、細胞レベルにおいて、この過渡的複合体を研究する手法の開発および開発された手法の個別の系への適用を行う。本総括班では、この新学術領域研究を円滑に進めるために、方針を策定し、企画調整を行う。まず、H21年12月12日に横浜にて、研究開始のための方針の討議、「相互作用的」共同研究の方向性の議論、公募を行うに当たっての基本的な考え方の議論を行うため、研究代表者および研究分担者による総括班会議を行った。 総括班会議では、公開シンポジウムとして来年度分子生物学会にて、本新学術領域が主宰するシンポジウムを行うこと、開始にあたって現状認識を一致させ、領域研究の目標と研究の進め方について討論し確認するため来年度5月に全体会議と研究交流会を開催することおよび試薬等の共同購入を行うことを決めた。また、同会議で定期的にニュースレターを電子メールでの発行および年度末の研究報告書を発行する方策に関して議論した。
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