2022 Fiscal Year Annual Research Report
neo-PTMs: Cellular chemical networks created by non-canonical post-translational modifications
Project Area | In-cell chemical network driven by neo-PTMs |
Project/Area Number |
22H05017
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
山次 健三 千葉大学, 大学院薬学研究院, 教授 (30646807)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
五月女 宜裕 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 専任研究員 (50431888)
島津 忠広 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 専任研究員 (10618771)
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Project Period (FY) |
2022-05-20 – 2025-03-31
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Keywords | 翻訳後修飾 / 人工翻訳後修飾 / 細胞内化学 / 触媒 / 環境応答 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究領域は、細胞内タンパク質に人工的な翻訳後修飾(neo-PTMs)を導入することによって細胞内化学ネットワークを創出し、その変化を理解し、それを役立てる学理を構築することを目的とするものである。総括班は、本領域活動を円滑に推進させるとともに、将来のより広範な科学領域にまたがる研究への展開や、新たな共同研究の模索を視野に活動を行ってきた。 2022年6月に領域が発足してから、2022年7月に第一回の総括班会議を開催した。2022年12月にはアドバイザーの先生方および学術調査官の先生、そして領域研究に参画する大学院生を集めてキックオフシンポジウムを開催した。2023年3月には日本薬学会第143年会において一般シンポジウムを開催した。 これらの活動を行うことで、次世代を担う大学院生を含めた領域メンバー内における領域目標の共有の徹底、今後の領域活動計画の策定、アドバイザーの先生方にご意見を伺う機会の設定、本領域の研究とそれが目指す未来の領域外への発信を行うことができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
総括班会議による領域計画の策定、キックオフシンポジウムの開催や領域ホームページの開設による情報発信、大学院生を巻き込んだ領域運営による人材育成、シンポジウム主催による領域外への研究発信など、予定していた内容を遂行することが出来たため。
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Strategy for Future Research Activity |
領域全体の総括を行う山次のもと、技術共有支援・事務担当として島津、人材育成・広報担当として五月女をそれぞれ班長としながら円滑な領域運営を継続的に実施する。 定期的な進捗会議を開催することで、「neo-PTMsの導入による細胞内化学ネットワークの創出、理解、利用」と いう領域目標の共有を徹底する。各班員が様々な学会およびシンポジウムにおいてneo-PTMsの研究成果を発表しneo-PTMsに対する理解を広げることをサポートする。以上により 、本学術領域研究の学術界への浸透、領域をまたいだ研究交流、協力体制の確保を目指す。
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Research Products
(24 results)
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[Presentation] METTL18-mediated histidine methylation of RPL3 modulates translation elongation for proteostasis maintenance2022
Author(s)
Matsuura-Suzuki Eriko, Shimazu Tadahiro, Takahashi Mari, Kotoshiba Kaoru, Suzuki Takehiro, Kashiwagi Kazuhiro, Sohtome Yoshihiro, Akakabe Mai, Sodeoka Mikiko, Dohmae Naoshi, Ito Takuhiro, Shinkai Yoichi, Iwasaki Shintaro
Organizer
第46回日本分子生物学会年会
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[Presentation] METTL18-mediated histidine methylation of RPL3 modulates translation elongation for proteostasis maintenance2022
Author(s)
Matsuura-Suzuki Eriko, Shimazu Tadahiro, Takahashi Mari, Kotoshiba Kaoru, Suzuki Takehiro, Kashiwagi Kazuhiro, Sohtome Yoshihiro, Akakabe Mai, Sodeoka Mikiko, Dohmae Naoshi, Ito Takuhiro, Shinkai Yoichi, Iwasaki Shintaro
Organizer
RNA Biology, Cold Spring Harbor Asia (CSHA)
Int'l Joint Research
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