1991 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
01045004
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Research Institution | Miyagi University of Education |
Principal Investigator |
三井 滉 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (50006433)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
CRADDOCK Joh マカレスター大学, 助教授
ROSSMANN Jac マカレスター大学, 教授
LARSON Phyll マカレスター大学, 助教授
平吹 喜彦 宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (50143045)
丸山 雅雄 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (40004410)
森岡 正臣 宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (10174400)
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Keywords | 専門研究国際文流 / 人文・自然科学 / カフェイン / ファジ- / 森林 / 与謝野晶子 / 南極 / 最終年 |
Research Abstract |
本年度は、前掲のように本学から3名、マカレスタ-大学から3名の研究分担者が相互に相手大学に赴き、各自専門研究の成果に基づく講義、研究討議、関係専門教員、職員との懇談、視察、見学、調査などを行った。各自の主要な報告テ-マは、(Facile Isolation of a Natural Product for Students Laboratory Work:Caffein from Green Tea Leaves within One Hour(丸山),Fuzzy Set Theory and Intuitionistic Set Theory(森岡),Temperate Mixed Forests in Japan:Outlines of Phytogeographical Situations and Dynamics(平吹),人生の台本:与謝野晶子について(Larson),Assessing Student Academic Achievement in Higher Edudation(Rossmann)ならびにThe Geology of Antarctica(Craddock)である。 本年度は、前年度に続いての科研費による本格的な両大学の共同研究であるが、両大学の教官が相互の大学で研究報告、ならびに討議し、さらに相手大学の施設、研究環境、学生の教育方針に直接触れることにより、相互理解はもとより各人のこれからの研究姿勢、学生の教育、また国際的な認識にも資することが多いと期待される。 また、本年度は科研費による協力研究の最終年にあたるので、マカレスタ-大訪問にあたっては相手校の責任者であるフィッシャ-教授ならびに担当者である副理事長のソロン教授と、この3年間の成果、ならびに更にこの協力研究をどのように継続、発展させるかについて討議し、成果の報告書作成と、今までのテ-マをさらに発展させる方向で、協力研究を続けることで意見の一致を見た。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] 丸山 雅雄: "茶葉からカフェインの単離:70分でできる天然物の抽出" 化学と教育. 39. 38-39 (1991)
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[Publications] 森岡 正臣: "ファジイ補集合の定義とそのファジイ制御へのかかわり" 日本ファジイ学会誌. 3. 204-209 (1991)
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[Publications] 平吹 喜彦: "Heterogeneous dispersal of tree litter fall corresponded with the patchy canopy structure in a temperate mixed forest" Vegetatio. (1991)