1990 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
01045032
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Research Institution | Hiroshima Shudo University |
Principal Investigator |
北西 允 広島修道大学, 法学部, 教授 (30033723)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
余 久隆 西南政法学院, 法学研究所, 付教授
聶 天貼 西南政法学院, 法学研究所, 付教授
廖 俊常 西南政法学院, 法学研究所, 教授
盧 雲 西南政法学院, 法学研究所, 教授
田 平安 西南政法学院, 法学研究所, 副院長
楊 磊 西南政法学院, 法学研究所, 所員
上野 裕久 広島修道大学, 法学部, 非常勤講師 (50033006)
加藤 高 広島修道大学, 法学部, 教授 (50079274)
川内 〓 広島修道大学, 法学部, 教授 (20093742)
吉川 栄一 広島修道大学, 法学部, 教授 (20105654)
市川 太一 広島修道大学, 法学部, 教授 (60105640)
安井 威興 広島修道大学, 法学部, 教授 (00105652)
大賀 祥充 広島修道大学, 法学部, 教授 (30079280)
石外 克喜 広島修道大学, 法学部, 教授
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Keywords | 中国両国の法制度 / 比較法学的研究 / 法社会学的研究 / 政治・法意識 |
Research Abstract |
1 政治・法意識の比較研究 昨年度行った広島修道大学及び西南政法学院の学生の意識調査の結果を集計し、比較分析を進め、両大学の研究分担者が双互訪問した際その結果について討論し、また、今後の政治・法意識の調査について話し合った。 2 日中法制度の比較研究 西南政法学院の楊磊研究員の客員助教授としての任期を更に半年延期して合計2ケ年とし、その後は客員教員としては延期できないので、広島修道大学、広島大学の非常勤講師として更に在留を続けさせ、今日まで2ケ年半にわたり、研究会を開き、共同研究を続けている。また、昨年度の研究分担者片岡直樹は本年度1年間、西南政法学院に留学し、同学院の研究分担者その他と共同研究を続けて来た。そのほか、資料交換を続けている。西南政法学院から5名6月に、広島修道大学から5名10月に、相互に研究員を派遣し、質疑討論を行ない、また、相手国の裁判所、登記所、国会、市役所、刑務所、大学等を視察し、法施行の実態を見、関係者と質疑討論して、法施行の実態を見て来た。 3 研究成果の発表 10に記載のとおり、これまでの共同研究の成果の一部は、早くも杉田憲治が「中国憲法と党政分離」と題して、伊藤満先生喜寿記念『比較公法学の諸問題』に、「中華人民共和国村民委員会」と題して修道法学に、楊磊が「中華人民共和国における人民調停制度」と題して修道法学に発表し、共同研究者間で相互に批判研究を行った。
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[Publications] 杉田 憲治: "中華人民共和国村民委員会" 修道法学. 12ー2. 1-17 (1990)
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[Publications] 楊 磊: "中華人民共和国における人民調停制度" 修道法学. 12ー2. 19-50 (1990)
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[Publications] 杉田 憲治 (編者は伊藤満先生喜寿記念論文集編集委員会): "比較公法学の諸問題 中 中国憲法と党政分離 分担執筆" 八千代出版株式会社, 43-58 (1990)