1989 Fiscal Year Annual Research Report
高令者在宅保健・福祉サ-ビスの組織体制に関する研究
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01450027
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| Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
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Principal Investigator |
小林 良二 東京都立大学, 人文学部, 助教授 (10137010)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江上 渉 東京都立大学, 人文学部, 助手 (50213533)
山口 春子 東京都立大学, 人文学部, 助手 (30166623)
藤村 正之 武蔵大学, 人文学部, 専任講師 (00190067)
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| Keywords | 在宅ケアヒ-ビス / 施設ケアサ-ビス / 判定様式 / 訪問看護 / コ-ディネ-タ- |
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| Research Abstract |
平成元年度においては次の研究を実施した。1.諸外国で用いられている在宅および施設介護サ-ビスの利用に関する判定様式の研究。特にオ-ストラリアで用いられている全国レベルでの判定様式と判定チ-ムの機能と、わが国で用いられている判定様式および入所判定委員会およびサ-ビス調整チ-ムの比較検討を行ない、前者においては、複数の保健・医療・福祉専門職の専門判定機能が存在し、それぞれの判定機能がチ-ムとして運営され、サ-ビスの総合的な提供が可能になっているのに対して、わが国のばあい、判定の専門性がチ-ムとして保障されていないために、縦割りのサ-ビス提供体制になっていることが指摘された。2.東京都武蔵野市における訪問看護サ-ビスの分析、武蔵野市においては、福祉部老後福祉課に看護婦を設置し、この看護婦が、ホ-ムヘルパ-を指導する形で、在宅介護サ-ビス提供すると共に、他の諸機関との連携を通して、他の部局で行われているサ-ビスをも積極的に利用できるような体制を作りあげてきている。これによって、クライエントのニ-ドの発見、家族介護体制への支援という在宅介護サ-ビスの目標がかなり達成されてはいるが、次のステップとして、医療サ-ビスとの連携が必要となっている。3.サ-ビスマンパワ-調査、東京都調布市の在宅の福祉事業団の協会会員、利用会員の意見調査、および、コ-ディネ-タ-による利用会員の評価表の記入を実施し、参加型在宅福祉サ-ビスの可能性を検討する(分析実施中)。4.岐阜県池田町にある特別養護老人ホ-ム、サンビレッジ新生度における職員の勤務状況調査を実施して、在宅ケアサ-ビスに対する施設ケアサ-ビスの特質に関する予備調査を行った。
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