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1990 Fiscal Year Annual Research Report

活動日誌調査に基づく交通政策評価モデルの開発

Research Project

Project/Area Number 01550417
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

杉恵 頼寧  広島大学, 工学部, 教授 (70034410)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 藤原 章正  呉工業高等専門学校, 土木工学科, 助手 (50181409)
加藤 文教  広島大学, 工学部, 助手 (60127636)
今田 寛典  広島大学, 工学部, 助手 (80093730)
Keywordsアクティビティ・アプロ-チ / 活動日誌 / 交通行動分析 / 曜日変動 / パソコン調査
Research Abstract

昨年購入したラップトップ型のパソコンを用いて活動日誌調査を行った。プログラムは回答しやすいようにマウスによる入力方式を採用した。それに伴い,容易に2次元デ-タを取扱うことが可能になり,従来の自己記入式の調査票に比べてより質の高いデ-タの得られることがわかった。その他,プログラム部分の差し替えにより,簡単に他の調査に流用できるように工夫した。
さらに,他都市圏で行った1週間の活動日誌調査に基づいて,個人の交通特性の曜日変動を分析した。その結果,1日の発生トリップ数,交通手段選択,平均トリップ長,トリップ発生時間分布について,平日(月〜金)と週末(土,日)の間で有意な差が見られたが,平日5日間では安定しており,曜日間に有意な変動は見られなかった。1日トリップ数をさらに検討すると,1週間のうちトリップが一番多いのが土曜日で,一番少ないのが日曜日であった。土曜日の車のトリップは朝夕のピ-ク時を除いて平日よりも多いことがわかった。これによって,土曜日は平日よりも交通混雑がひどく,今後土曜日の交通対策についても検討する必要があるものと考えられる。
発生トリップの個人間変動(曜日変動)と個人間変動を比較すると,両者の全変動に占める割合は,1週間ではほとんど等しいが,平日5日間に対しては個人間変動の方が大きかった。1日トリップの変動は私用や買物のような任意のトリップによる所が大きい。私用と買物トリップに対する週の特定の曜日間の交互作用を調べると,私用トリップには交互作用は見られなかったが,買物トリップの方には見られた。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 杉恵 頼寧,芦沢 哲蔵,羽藤 英二: "個人の1週間の交通行動の特性" 土木計画学研究・講演集. 13. 549-554 (1990)

URL: 

Published: 1993-08-11   Modified: 2016-04-21  

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