1990 Fiscal Year Annual Research Report
21世紀に向けての女性の生涯スポ-ツに関する研究ー女性の日常生活及びスポ-ツ活動、意識の実態調査に基づいてー
Project/Area Number |
01580107
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Research Institution | Fukushima University |
Principal Investigator |
黒須 充 福島大学, 教育学部, 講師 (50170121)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉山 進 お茶の水女子大学, 文教育学部, 助教授 (30111438)
坂上 康博 福島大学, 行政社会学部, 助手 (10196058)
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Keywords | 生涯スポ-ツ / 女性 / 21世紀 |
Research Abstract |
1、はじめに 平成元年10月に科研費の交付を受け、元年度は予備調査のみで終え、2年度においては高校生、短大生、大学生、18才以上の一般社会人を対象に本調査を実施した。対象者は高校生643人、短大生603人、大学生941人、一般社会人1484人である。尚、総合的考察及び調査報告は平成3年度であるため、2年度においては得られた新たな知見のうち、主なものを対象者別に報告することとする。 2、本調査より得られた主な知見等 (1)、対象者の1日の自由時間とその過ごし方 対象者別に1日の自由時間→その平日の過ごし方→休日の過ごし方の順に挙げると以下の通りである。 高校生:2ー3時間→テレビなどを見ながらなんとなく過ごす→ショッピング、短大生:4時間以上→友達付き合い→ショッピング、大学生:2ー3時間→友達付き合い→ショッピング、一般社会人:2ー3時間→テレビなどを見ながらなんとなく過ごす→ショッピングとなる。女性の場合、立場により自由時間に差はあるものの、その過ごし方は、平日は休息型、休日は消費型の過ごし方と言える。 (2)、現在行ってみたいスポ-ツと将来まで継続したいスポ-ツの種目 対象者別に現在→将来の種目上位3種目を挙げると以下の通りである。 高校生:テニス、乗馬、スキュウバ-ダイビング→テニス、スキ-、水泳。短大生:スキュウバ-ダイビング、テニス、スキ-→テニス、スキ-、水泳。大学生:スキ-、エアロビクス、スキュウバ-ダイビング→テニス、スキ-、水泳。一般社会人:未調査→水泳、テニス、スキ-となる。以上より、現在は流行性のもの、将来は年齢相応に運動の可能なものを挙げていると言える。
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