1991 Fiscal Year Annual Research Report
21世紀に向けての女性の生涯スポ-ツに関する研究ー女性の日常生活及びスポ-ツ意識・活動の実態調査に基づいてー
Project/Area Number |
01580107
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Research Institution | FUKUSHIMA UNIVERSITY |
Principal Investigator |
黒須 充 福島大学, 教育学部, 助教授 (50170121)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂上 康博 福島大学, 行政社会学部, 助教授 (10196058)
杉山 進 お茶の水女子大学, 文教育学部, 助教授 (30111438)
新谷 崇一 福島大学, 行政社会学部, 助教授 (90103150)
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Keywords | スポ-ツ / 生涯スポ-ツ / 女性 |
Research Abstract |
I.はじめに 平成3年度は、対象者を主に18才以上の一般社会人を対象としてアンケ-ト調査を実施した。その第一次集計(単純集計)を終了し、その結果を協力校(企業等)へ配布した。従って平成3年度の報告はその第一次集計結果によるものである。 II.第一次集計結果より得られた知見等 (1).対象者:18才以上の一般社会人1,484名 対象地区:東京都、横浜市、川崎市、福島市、仙台市 (2).対象者の日常生活 (1)日常における自由裁量時間は、全体では2〜3時間が一番多く、次いで1〜2時間である。年齢層別にみると若者層では2〜3時間、子育て時間となる30代では1〜2時間、50才以上になると5時間以上と、年齢層の相違により差がみられた。 (2)また、平日、休祭日における主な過ごし方を見ると、平日ではテレビなどをみながらなんとなく過ごす、友達付き合いとなり、休祭日ではショッピング、行楽、旅行となり多少行動型となる。この平日と休祭日の変化は若者層ほど大きいことが得られた。 (3).対象者のスポ-ツ活動、スポ-ツ意識 (1)対象者の一週間のスポ-ツ活動時間は、全体では全くしていないが、38.1%で一番であるが、特に子育てが関係する30代は43.8%と運動不足が目立つ。逆に50才以上で5時間以上が15%にも達している。 (2)対象者のスポ-ツ意識をまとめると、スポ-ツを行うことによって得られる社会的、精神的、体力的側面については、全体的には90%以上がそう思うであるが、特に体力的側面についてその影響が大きいことを挙げている。
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