1989 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
01625014
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Research Institution | Osaka University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
池田 修 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (00030122)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 公則 拓殖大学, 政経学部, 非常勤講師
杉村 棟 国立民族学博物館, 助教授 (00110081)
梶原 景昭 大阪大学, 人間科学部, 教授 (10116014)
是永 駿 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (80090273)
梅原 郁 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (00027541)
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Keywords | モスク / アザーン / スーク / 羅城 / 城塞 / 祭 / 迷路 / 茶店 |
Research Abstract |
「比較手法によるイスラムの都市性」を主テーマとした重点領域研究プロジェクト、第2年度において、I班では、浜松での各班長会議およびJ班との打合せを通じ、前年度の回顧と本年度の研究会日程の打合せを行い、次のような研究会を開いて「イスラーム都市のイメージと表現」の把握に努めた。 (1)7月16日浜松において、I・J班合同研究会を開き、「イスラム都市の神秘主義的なイメージ」、「現代アラビア語の都市方言の成立」、「現代モロッコの聖者祭」につき、研究発表、討論を行った。 (2)9月12日大阪外国語大学にてI班主催の「現代エジプト文学における思想的基盤」につき、エジプト人文芸評論家の講演会を開き、討論を深めた。 (3)10月14、15日関西大学にて、I・J班合同研究会を開き、「中東古代都市の生活文化」「現代カイロ市民の生活」「初期アラビア語の歴史」につき研究発表、討論を行った。 (4)10月30日大阪外国語大学にて、スーダン出身のウード演奏家ハムザ・エルディーン氏からアラブの音楽につき理論と実演の発表会を開き、討論を深めた。 (5)12月9、10日静岡においてI・J班合同研究会を開き、「アラブ詩に現れた都市」「シィーディー・ブウサイードの空間表象」「中国のイスラム文学」「中国の都市の祭」について研究発表を行い、討論した。 以上の研究会等には毎回20〜40名の研究者が参加し、多角的な討論を重ねることが出来た。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 西尾哲夫: "「現代アラビア語における都市方言の成立ーピジン・クレオールの観点からー」" イスラムの都市性研究報告書 45号. 1. 1-27 (1989)
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[Publications] Mousallam Sakka.A: "「The Inward Dimension of the Islamic CityーA Mystical“Sufi"Approachー」" Resarch Report on Urbanism in Islam No.14. 1. 1-16 (1989)
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[Publications] ガーリー・シュクリー: "「現代エジプトにおける思想的基盤」" イスラムの都市性研究報告書 46号. 1. 1-16 (1989)
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[Publications] A.M.タッリーマ: "「カイロの発展と当面する諸問題」" イスラムの都市性研究報告 56号. 1. 1-8 (1990)
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[Publications] 高階美行: "「Old North Arabic as inseparable part of the history of Arabic」" 西脇隆夫「中国のイスラム文学」.
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[Publications] 岡崎桂二: "「アラブ詩に現われた都市」"