科学ー技術ー社会の相互関連を重視した中等生物教育及び教師教育用モジュ-ルの開発

1991 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 02301107
• Research Institution: National Institute for Educational Research
• Principal Investigator: 梅埜 國夫 国立教育研究所, 科学教育研究センター, 室長 (00132689)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 長洲 南海男 筑波大学, 教育学係, 助教授 (90018044) ; 富樫 裕 群馬大学, 教育学部・理科教育研究室, 教授 (40141981) ; 鶴岡 義彦 千葉大学, 教育学部・理科教育研究室, 教授 (80172063) ; 田羅 征伸 岡山大学, 教育学部・理科教育研究室, 助教授 (90033555) ; 北野 日出男 東京学芸大学, 教育学部・理科教育研究室, 教授 (30014723)
• Keywords: 科学ー技術ー社会の関連 / STS教育 / 中等教育 / 生物教育 / 教師教育 / 教材開発 / モジュ-ル

Research Abstract

1.研究打ち合わせ会を実施した。
(1)研究代表者と分担者を中心とする研究会議を、7月12日に実施し、本年度の研究計画及び研究報告書の作成計画を審議した。
(2)関連学会に参加した研究委員による研究連絡会を、2回実施した(7月29日、鳴門;8月2日、香川)
2.収集した文献・資料について分析し、特に、アメリカ・イギリス及び日本のSTS教育について整理した。(主として、梅埜代表者、池田・長洲・根本各分担者が担当)
3.中等生物教育用(生徒用または教師教育用)のモジュ-ルの開発と試行を行った。(主として、川上・北野・田蘿・丹治・富樫・吉江各分担者が担当)
4.STS教育に関する高校教師の意見を、アンケ-トによって調査した。(鶴岡分担者が担当)
5.研究成果について発表した。
(1)関連学会等における発表
科学教育学会年会(鳴門)、理科教育学会大会(香川)、同学会・関東支部大会(横浜)及び生物教育学会大会(東京)において、研究代表者・研究分担者・研究協力者らが、研究成果の一部を発表した。
また、一部は、学会誌等の印刷物で発表した。
(2)研究成果報告書の作成
本3月に、研究成果報告書を印刷・刊行した。(研究代表者・分担者・協力者全員が分担)

Research Products

• [Publications] 梅埜 國夫: "理科教育におけるSTSの役割ー改訂学習指導要領に対応してー" STS Network Japan 編『STS Yearbook'90』. 89-96 (1991)
• [Publications] 川上 昭吾・小笠原 昇一ほか: "技術と社会に関連した高等学校生物教育用モジュ-ルの開発研究" 愛知教育大学教科教育センタ-研究報告書. 16号.
• [Publications] 鶴岡 義彦: "理科教育への科学論的内容を巡る論点ー高校におけるIA科目の登場等とかかわってー" 日本理科教育学会編『理科の新教育課程に関する基礎的研究』. (1991)
• [Publications] 長洲 南海男: "アメリカの科学教育の新たな挑戦" 週刊教育PRO(3年5月7・14日号). 24-28 (1991)