1990 Fiscal Year Annual Research Report
温度応力ひびわれ幅制御手法の開発とコ-ド原案の作成に関する研究
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02302061
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| Research Institution | Nagoya University |
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Principal Investigator |
田辺 忠顕 名古屋大学, 工学部, 教授 (50144118)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森本 博昭 岐阜大学, 付属工業短期大学部, 助教授 (30021629)
吉川 弘道 武蔵工業大学, 工学部, 講師 (10220609)
梅原 秀哲 名古屋工業大学, 工学部, 助教授 (70151933)
佐藤 良一 宇都宮大学, 工学部, 助教授 (20016702)
二羽 淳一郎 名古屋大学, 工学部, 助教授 (60164638)
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| Keywords | 温度応力 / 若材令コンクリ-ト / 破壊エネルギ- / strain softening / ひび割れ進展計算 / ひびわれ幅 / 剛性試験機 |
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| Research Abstract |
交付申請書の研究実施計画に述べたように、基礎的な研究に関しては若材令コンクリ-ト破壊エネルギ-を求めるために幾つかの予備実験を行った。実験においては、はり供試体の代わりに直接引張供試体を用いて試験を行った。この実験は未だ誰も実施できなかったものでその理由として若材令コンクリ-トのstrain softening部分を求めるためには極めて高性能な剛性試験機が必要でありそれも引張力を与えなければならず、通常の場合には不可能であった。今回はたまたま民間企業の研究所と共同実験を行うことができてその結果を得ることができた。その結果材令16時間における破壊エネルギ-をほぼ掴む事ができた。まだデ-タは不十分であるがそれらに基ずいて材令と破壊エネルギ-との関連を検討した。次にFEMによるひび割れ進展計算のアルゴリズムを作製して、温度場におけるひびわれ幅、ひび割れ間隔などの計算を行えるようにした。幾つかの実験値との比較の結果は良好な一致を示している。
一方応用研究として、過去に提案されている各種のひびわれ幅推定方法については、佐藤、梅原、吉川、森本らが比較のための数値計算を行いつつあり、ほぼreviewの最終段階に入っている。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] Tadaーaki TANABE: "Bond Effect on the Crack Propagation of Massive Concrete Structures Under Thermal Stress Fields" JCI年次論文報告集. (1991)
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[Publications] Tadaーaki TANABE: "Visco ElastoーPlastic Behavior of Concrete in Early Age with Thermal Stresses" Proc.of Int.Conf.on Concrete Engineering,Nanjing. (1991)
