1990 Fiscal Year Annual Research Report
大学一般教育の学習と高校における学習との相互連関に関する調査研究
Project/Area Number |
02451042
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Research Institution | National Institute for Educational Policy Research |
Principal Investigator |
星村 平和 国立教育研究所, 教科教育研究部, 部長 (80144624)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
猿田 祐嗣 国立教育研究所, 科学教育研究センター, 研究員 (70178820)
工藤 文大 国立教育研究所, 教科教育研究部, 主任研究官 (30231096)
渡邉 寛治 国立教育研究所, 教科教育研究部, 室長 (60096675)
梅埜 國夫 国立教育研究所, 科学教育研究センター, 室長 (00132689)
島村 直己 国立国語研究所, 言語教育研究部, 室長 (80124189)
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Keywords | 大学 / 高等学校 / 一般教育 / 学習 / 相互連関 / 教育課程 / 調査研究 |
Research Abstract |
研究を進めていく基盤として、大学一般教育の歴史的変遷を特に大学基準・大学設置基準と変遷という観点から明らかにするとともに、高等学校カリキュラムに関しては学習指導要領の歴史的変遷について概観し、中間報告書「大学一般教育および高等学校カリキュラム歴史的変遷」としてまとめ、平成3年3月の刊行した。この報告書において、特に、大学一般教育の基準の変遷過程を明らかにすることで、「大学基準」の時代にみられる新制大学の理念とする一般教育の創出とその徹底化、それに対して昭和31年以降の「大学設置基準」の時代にみられる専門教育の創出移行に伴う一般教育後退傾向と大学の自由裁量化という流れが明確にされた。 これと平行して、平成3年1月には高等学校の教育課程に関する調査を実施した。この調査は、全国から無作為に高等学校1000校を抽出し、現行の各学校の教育課程に関する全般的な質問項目および国語、数学、社会、理科、英語の教科別の質問項目からなる7種類の調査用紙を各学校に郵送し、回答・返送したいただくものであった。調査用紙の回収率は84.5%(3月10日現在)と大変高く、これらの学校についてデ-タの入力作業を行っているところである。 さらに、高等学校生徒の学習観・進学観・就職観等を明らかにする目的で調査を計画し、準備を進めている段階である。
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