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1990 Fiscal Year Annual Research Report

授業における学習課題構成の理論とその方法の具体化ー授業における標準的手続きを踏えてー

Research Project

Project/Area Number 02451097
Research InstitutionIbaraki University

Principal Investigator

馬場 道夫  茨城大学, 教育学部, 教授 (00007501)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中川 浩一  茨城大学, 教育学部, 教授 (60015930)
小林 一仁  茨城大学, 教育学部, 教授 (10114076)
新妻 陸利  茨城大学, 教育学部, 教授 (40007513)
高瀬 一男  茨城大学, 教育学部, 教授 (80007509)
Keywords学習課題 / 学習意欲 / 認知 / 動機 / 授業分析 / 小学校 / 中学校 / 教材
Research Abstract

研究計画にしたがい、小学校,中学校での14の授業の既収VTRの文章化,プロトコル作成を行った。これらの結果は更に厳密なカテゴリ化と計数的分析が行われるが,現在までのところ,次のようなことが明らかになっている。
1.生徒の中に自分自身のものとしての学習課題を構成するためには,学習者の課題理解を中心とする認知的要因と学習意欲を発生させる動機的要因があり,また両者の相互作用がある.
2.教材の選択に当っては、児童・生徒の興味領域について具体的に研究し、彼らの興味を刺激し,要求に合致するよう働きかけるとよい。
3.教材は、その認知的水準を考慮して学習者に提供するだけでなく、その中に含まれている矛盾や手続き上の問題を明確にし、そのことを十分学習者に意識させる説明や教授手順が有効である.
4.よく準備されたプリント課題は、一般の授業方法と同等以上の効果を上げることがある.
5.いずれにしても,教材の認知的要因と動機的要因を統合するような学習課題構成計画が必要であろう.
現在更に、附属小学校,中学校等において上記研究分担者を中心に,国語・社会・算数・理科・技術についてそれぞれ授業のVTR記録がなされ,プロトコルの作成,分析が行われている.
また、次年度以降の研究に備えて,学習課題構成の問題について.教科教育担当教官と附属小・中学校教諭との合同の検討会が組織され、理論的・経験的検討に基づいた研究計画と授業計画が策定されつつある.

URL: 

Published: 1993-08-11   Modified: 2016-04-21  

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