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1991 Fiscal Year Annual Research Report

切消加工デ-タ解析用エキスパ-トシステムの研究

Research Project

Project/Area Number 02650099
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

鳴瀧 則彦  広島大学, 工学部, 教授 (10026081)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 臼杵 年  広島大学, 工学部, 助手 (10176670)
Keywords切削加工 / エキスパ-トシステム / 自動計測 / すくい面摩耗
Research Abstract

切消実験の自動化を行い、また実験で得られたデ-タを効率よく解析することのできるエキスパ-トシステムを構築あるいはそのための指針を得ることを目的として、本年度はクレ-タ摩耗の自動計測システムの作成と使用者および対象を限定した非常に単純な形の解析用プログラムを作成した。以下に主な特徴を示す。
1.クレ-タ-摩耗自動計測システム
1)非接触レザ-変位計,XYテ-ブルに取り付けたオ-トマイクロメ-タをRS232Cインタ-フェイスを介してパソコンにて制御することによって工具すくい面摩耗形状の自動計測並びに最大摩耗深さを算出できる。この場合、レ-ザ-変位計に取り付けたTVカメラによって摩耗状態を観察しながら走査範囲を指定するが、必要に応じて計測時間短縮のために最大摩耗部周辺のみを測定し,最大クレ-タ摩耗深さのみを求めることもできる。現在のところ約4%の測定精度できる。
2)測定したデ-タはフロッピ-ディスクに保存し、必要に応じて任意のデ-タを呼び出して摩耗量,断面形状,全体の摩耗形状などを見ることができる。
3)鋭く切り立った部分(ナイフエッジ状)の測定は、レ-ザ-光の反射が安定しないために測定不可能である。
2.切消実験デ-タ解析用プログラム
被消材中に適量の非金属介在物を含ませ、工具すくい面上に酸化物系保護膜を生成させて工具すくい面摩耗を抑制する方法がある。本プログラムでは、非常に単純なサンプルとしてこの酸化物系保護膜の生成の有無を判断するものを作成した。なお、今後さらに解析能力を持たせるように拡張していく予定である。

URL: 

Published: 1993-03-16   Modified: 2016-04-21  

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