1990 Fiscal Year Annual Research Report
ディジタルパノラマ撮影法の画像形成に関する基礎研究
Project/Area Number |
02670903
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
豊福 不可依 九州大学, 医療技術短期大学部, 助教授 (10117179)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
神田 重信 九州大学, 歯学部, 教授 (20014003)
有地 栄一郎 九州大学, 歯学部, 助手 (00150459)
田中 武昌 九州大学, 歯学部附属病院, 助手 (30163538)
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Keywords | イメ-ジインテンシファイア / CT / パノラマ像 / 画像再構成 / フレ-ムメモリ |
Research Abstract |
平成2年度においては備品としてマッキントッシュ用の大型カラ-ディスプレイ(1152×882ドット)、及び大容量光磁気ディスクドライブ(600メガバイト)を購入した。このうち、大型ディスプレイは従来使用していたPC9801用低解像度ディスプレイ(640×400ドット)に比べて約4倍の画像数を有する為、より高分解能表示が可能となった。また、従来の画像を同一画面上に4枚同時表示することも可能であり、種々の条件でディジタル合成したパノラマ像の同時比較観察が可能となった。また、従来は投影デ-タ等の大量の画像をフロッピ-ディスクに記録、保管していた為、1枚のフロッピ-ディスクあたり5枚の画像しか収録できず、デ-タ処理にも多くの手間を要した。今回導入した光磁気ディスクには1枚あたり2500枚以上の投影画像が収録できる為、極めて効率よくソフトウェア開発を行なえるようになった。 デ-タ収集については、従来I.IーTV系のTV信号を一度ビデオテ-プに記録し、オフラインで1フレ-ムずつコンピュ-タに取込んでいたが、新たにディジタルフレ-ムレコ-ダが導入され、投影デ-タは直接フレ-ムメモリ上に記録することが可能となった。これにより、一度アナログに変換し、後にディジタル化する従来の方法よりもS/N比が向上し、デ-タ処理に要する時間も大幅に減少した。 ソフトウェアについては従来のPC9801上にC言語で開発したものに改良を加え、特にユ-ザ-インタ-フェイスを向上させた。また、現在このソフトウェアをマッキントッシュ上にも移植中である。
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Research Products
(1 results)