1991 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
03301058
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
佐藤 純一 東京大学, 教養学部, 教授 (90012301)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森安 達也 東京大学, 教養学部, 教授 (90012442)
川端 香男里 東京大学, 文学部, 教授 (50000592)
直野 敦 文化女子大学, 文学部, 教授 (00012435)
吉上 昭三 創価大学, 文学部, 教授 (60012522)
米川 哲夫 東京国際大学, 商学部, 教授 (60012241)
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Keywords | スラヴ語 / スラヴ文学 / 比較言語学 / 比較文学 / 対照研究 / 方言学 / フォ-クロア / 文化史 |
Research Abstract |
平成3年度の研究実績は以下のとおりである。 1.計画に従い、4グル-プで課題を分担して研究を実施し、全体会議で進捗状況の確認調整を行ない、来年度以降の研究継続の態勢を確立した。 2.10月3日と1月18日に東京で全体会議を開催し、次の8編の報告と質疑・意見交換を行なった。 「最近のスロヴァキアのスラヴ研究」(長与 進) 「Kostomarovの『二つのル-シ民族』について(ウクライナとロシア)」(中井和夫) 「J.S.MaslovとS.Ivancevのブリガリア語研究」(佐藤純一) 「Concordanceによるドストエフスキイの語彙と文体の研究」(安藤 厚) 「東・南スラヴ人の一週間の成り立ち」(伊藤一郎) 「最近の古ロシア語研究若干」(佐藤純一) 「クロアチア語研究の現況について」(三谷恵子) 「GroeningのGRAMMATICA RUSSICA(1750)について」(山口 巌) これらの報告はすべて、スラヴ語学文学研究の主要分野における最先端の研究の要約紹介とその批判的検討に立つもので、それぞれが新しい知見に満ちたものであるが、多分野にわたるのでここに要約するのは難しい。 3.設備費、旅費、謝金等の主要支出項目はほぼ予定通り実施消化し、当初の目的を達成した。
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