• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1991 Fiscal Year Annual Research Report

過疎山村の林業生産と環境政策に関する研究

Research Project

Project/Area Number 03451087
Research InstitutionShimane University

Principal Investigator

北川 泉  島根大学, 農学部, 教授 (60032546)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 伊藤 勝久  島根大学, 農学部, 講師 (80159863)
井口 隆史  島根大学, 農学部, 教授 (70032604)
Keywords過疎山村 / 林業生産 / 環境保全 / 定住条件 / 土地利用
Research Abstract

1.本研究は、林業生産と環境保全との関係を、そこに住む人々の定住条件の維持という制約条件のもとにどう考えていけば良いのかを考察するものである。その際、既存のデ-タと現地での調査結果とを可能な限り客観的に整理、処理し、その分析から得られた具体的な産業活動と環境との両全策を見出そうとするものである。
2.今年度は、わが国の山村地域を類型区分するために、その指標となると思われるいくつかの基本的なデ-タをもとに、各地の山村を類型化しようとした。地域の単位はデ-タの関係から新市町村とした。
類型区分の指標としては、農地・森林資源の賦存状況、農林業生産活動,農林業所得の水準,人口動態,年間農林業従事日数,農林産物の市場条件,労働市場の展開等により,農林業生産に従事するハンディの程度の差等を検出しようとした。また,地形,気象等の自然的条件をも加味し,山村の持つ生産力のポテンシャルの差を検出することも試みた。
3.当初の予定では、1990年国勢調査結果と同年に行われた世界農林業センサスの調査結果を基本的なデ-タとして利用することを考えていたが、府県によっては資料の入手が遅れ,統一的なデ-タによる分析を十分に行うには至らなかった。しかし、その後デ-タの入力については終了しているので、引き続き分析の段階に入りつつある。
4.国勢調査,農林業センサスによるデ-タ以外に各地で行った実態調査によって得られた各種のデ-タ類は、現在入力し、分析するとともに、判り易い表現方法を検討している。それは、量的、感覚的に把握しやすい表現が、専門外の一般の人々に最も効果的に理解されると思われるからである。

URL: 

Published: 1993-03-16   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi