1992 Fiscal Year Annual Research Report
逆転磁場ピンチにおけるヘリシティ入射と閉じ込め制御の研究
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03452281
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Research Institution | University of Tokyo |
Principal Investigator |
篠原 俊二郎 東京大学, 理学部, 助手 (10134446)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
遠山 潤志 東京大学, 理学部, 助教授 (50023718)
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Keywords | プラズマ / 逆転磁場ピンチ / ボロナイゼーション / ヘリシティ / 閉じ込め |
Research Abstract |
逆転磁場ピンチトーラス装置REPUTE-1において、本年度は以下の事を行なった。これらはヘリシティ及び閉じ込めに関連していて前年度から引き続き行なっているが、特にヘリシティに関する研究に集約し、まとめになるように重点を置いている。 1.ボロナイゼーション プラズマ閉じ込め、パラメータ向上、プラズマ端でのヘリシティ損失の為にWall Conditioningは重要であり、ボロナイゼーションを再度行ない、種々の検討を行なった。 2.バイアスプローブ 様々な形、材質、構成でバイアスプローブをプラズマ中に挿入し、プラズマパラメータの変化を求めた。又、プローブに電圧を印加し(電流を流し)、レスポンスを調べた。 3.ヘリシティプローブ 様々な形、材質、構成でヘリシティプローブをプラズマ中に挿入し、プラズマパラメータへの影響を調べた。これよりヘリシティのプラズマ端での損失を評価した。又、このプローブに電圧を印加しヘリシティ入射(電流入射)を試みた。プローブ周辺でトロイダル磁束が増加しポロイダル磁場は減少し、より平坦なプラズマ分布に出来る事がわかった。現在、これらの様々なデータの解析を進めている。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] S.Shinohara,K.Yamagishi S.Ohdachi,A.Ejiri,K.Mayanagi Y.Shimazu,K.Miyamoto: "Wall Conditioning and its Effect on RFP Plasma Performance in REPUTE-1" Plasma Phys & Contr Fuseon. 34. 627-633 (1992)
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[Publications] H.Jo,H.Toyama,A.Fujisawa S.Shinohara,K.Miyamoto: "Fluctuation and Edge-Cwrent Sustainment in a Reversed-Fiela Pvick" Phys Rev Lett. 69. 616-619 (1992)
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[Publications] S.Shinohara,K.Yamagishi S.Ohdachi,A.Ejiri H.Toyama,K.Miyamoto: "First Pesulto of Counigation in REPUTE-1 RFP" J.Phys Soc Jpn. 61. 3030-3033 (1992)