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1993 Fiscal Year Annual Research Report

病原糸状菌のヘアピン・ループ線状プラスミドDNAから発現される信号分子の生産制御に関する研究

Research Project

Project/Area Number 03454052
Research InstitutionTOHOKU UNIVERSITY

Principal Investigator

羽柴 輝良  東北大学, 農学部, 助教授 (20189476)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 柄澤 明  東北大学, 農学部, 助手 (90204651)
高橋 英樹  東北大学, 農学部, 助手 (20197164)
KeywordspRS64のORF / 新規タンパク質 / プラスミドからの翻訳産物 / 28kDaのタンパク質 / N末に疎水性アミノ酸
Research Abstract

大腸菌で大量に発現させた新規タンパク質をエレクトロエリューション法により精製し、家ウサギに静脈注射を行い、タンパク質に対する特異抗体を作製、タンパク質の菌体中の所在の有無は生菌体をホモジナイズし、粗タンパク質を得、SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS-PAGE)、二次元電気泳動後、作製した抗体を用いてウエスタンブロット法によって解析をした。さらに、生成タンパク質が宿主認識に如何なる活性、機能を持っているかを調べた。
cDNAと相同性を示すコード領域は204塩基、68アミノ酸残基よりなり、転移因子pRS64-1、-2、-3にそれぞれ相補性の高いORFを見い出しORF1-1、ORF2-1、ORF3-1と命名した。本ORFは既知のタンパク質と相同性が認められないことから、全く新しいタンパク質であった。
菌体中から抽出した粗タンパク質をSDS-PAGE後ウエスタンブロット解析をした結果、約14kDaと28kDaのバンドが特異的に反応した。更に、二次元電気泳動後、ウエスタンブロット解析の結果28kDaの2つのスポットと特異的に反応した。このことから本タンパク質はプラスミドから翻訳されていることが示唆された。
菌体中に存在する28kDaの新規タンパク質のアミノ酸シーケンスを行った結果、N末端に未知の疎水性アミノ酸の配列を認めた。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] Hongo,M: "Expression of the linear DNA plasmid pRS64 in the plant pathogenic fungus Rhizoctonia solani" Mol.Gen.Genet.(in press). (1994)

  • [Publications] 羽柴 輝良: "植物病原微生物研究法" 脇本 哲監修 ソフトサイエンス社, 553 (1993)

URL: 

Published: 1995-02-08   Modified: 2016-04-21  

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