1991 Fiscal Year Annual Research Report
ケラチノサイトの合成する190^<kd>コラ-ゲンポリペプチド遺伝子のクロ-ニング
Project/Area Number |
03454274
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
多島 新吾 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (60129525)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石河 亜紀子 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (00193954)
山田 晴義 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (70200730)
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Keywords | ケラチノサイト / コラ-ゲン / 遺伝子 |
Research Abstract |
培養マウスケラチノサイト約2×10^7個より塩酸グアニジウム法を用いて全RNAを約400μg抽出した。さらにこれをオリゴdTカラムを用いてpolyARNAを約62μgを単離した。このRNA1μgをテンプレイトとしてコラ-ゲン遺伝子n共通な配列、5'CCNGGNGGNCCNGG3'14merの合成オリゴヌクレオチドをプライマ-に用いてdouble strand cDNAを合成した。λgt10をベクタ-に用いてcDNAライブラリ-を作製し2×10^3個のクロ-ンを得た。各クロ-ンをSau96I消化し、コラ-ゲン遺伝子に特有な9bpのラダ-パタ-ンを示すクロ-ンを探した。その結果300クロ-ンのうち1個のクロ-ン(pKC7)がこのパタ-ンを示した。insertは約3.5kbでPstI,HindIII,KpnIの各siteを有し、SmaI,HincII、Xba、EcoRIの各siteは有していないことがわかった。Northern blotの結果、このcDNAは約6.0kbのmRNAのサイズを有することがわかった。現在このクロ-ンの塩基配列を決定中である。
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