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1993 Fiscal Year Annual Research Report

固体電解質を用いた高温型水素検出器の開発

Research Project

Project/Area Number 03555158
Research InstitutionUNIVERSITY OF OSAKA PREFECTURE

Principal Investigator

山川 宏二  大阪府立大学, 工学部, 教授 (00026189)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 杉野 重明  大阪府立大学, 工学部, 助手 (90109885)
Keywords高温型水素検出器 / 高温高圧水素ガス / 石油精製産業 / 水素拡散係数 / 水素透過係数 / 電気化学測定 / 固体電解質 / 水素侵食
Research Abstract

石油精製に代表される高温高圧水素ガスを取扱うプラントでは,水素が鋼中に溶解し,炭素と反応してメタンガスを生じ,その圧力によって時にはプラントの損傷に至る。その危険性を予知するため,高温型水素検出器の開発に取組み,以下の成果を得た。
(1)文献データを集め,測定された値と水素侵食の可能性を判断するデータベースを作成した。
(2)専用の電気化学測定器を自作し,うまく作動することを確認した。
(3)半年間に亘る長期連続測定を実施し,水素拡散係数および水素透過係数共に再現性良く得られることを確認した。
(4)センサーの周囲に空気が存在すると,固体電解質にホール伝導が生じ,うまく作動しない。その原因究明と対策を講じた。
(5)高温型水素検出器が開発できたので,実プラントに設置して測定する予定である。

URL: 

Published: 1995-03-23   Modified: 2016-04-21  

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